子煩悩な父親にする方法を紹介

「父親が子どもに関心を抱いてくれない」と、不安を感じる母親は多いでしょう。何とかしたいと感じるなら、試してみたい方法があります。子煩悩な父親になってもらう方法を見ていきましょう。
子どもと父親の時間を増やす
子どもへの関心が薄い父親を、無理をして子育てに関わらせようとしても、うまくいきません。「子どもを抱っこしてもらう」「一緒にDVDを見る」など、簡単に関われることから始めましょう。
人によって得意分野が違うので、父親が挑戦しやすいことから始めてもらって構いません。子どもと過ごすことに慣れてきたら、一緒に楽しめる趣味や遊びに挑戦すると、自然と一緒の時間を過ごしやすいでしょう。
子どもの習い事を、父親の関心が深いものにすれば、一緒に過ごす時間を増やすきっかけになります。どちらか一方だけが楽しい状態だとうまくいかないので、双方が楽しめることを探すのがポイントです。
成長する過程の共有を
夫婦の他愛のない会話のなかで、子どもの様子を伝えて共有することもおすすめです。仕事が忙しい父親は、積極的に育児に関わりたくても関われないことがあります。
仕事をセーブすることを求められる母親に比べ、父親が子どもと一緒に過ごす時間は一般的に少ないでしょう。成長する過程を直接目にできない場合は、子育てに対して喜びを感じにくい状況になっています。
関心はあっても「子どもの情報」がないと、どのように接したらよいか分からなくなってしまいます。子どもができるようになったことや、挑戦しようとしたことなど、写真や動画などに撮っておいて見せるようにしましょう。
小さなことにも感謝を
家事や育児をしてもらったら、どんなに小さなことでも感謝する癖をつけましょう。ゴミ出しや電池の交換など、やってもらってあたりまえではなく、どんなに助かっているかを伝えるようにすることが大事です。
最初は「そんな、おおげさな」という反応をされるかもしれませんが、内心では「こんな小さなことで喜んでくれるなら、もっと手伝おう」と感じます。
もし、頼んだことがうまくいかなかったときでも、一方的に責めるのはやめましょう。よく話を聞き、必要なアドバイスを与えるようにすれば人は成長します。育児と同じように、夫も褒めて伸ばすことがおすすめです。
まとめ
子煩悩な父親は、子どもと一緒に過ごす時間を楽しみにしています。子どもだけでなく家族を大切にし、はやく帰宅しようとするので、夫婦仲も良好である場合が多いでしょう。
父親が率先して家庭内のことを手伝う様子を見て、子どもたちは頼りがいがあるという印象を抱きます。子どもは父親に尊敬の念を抱き、成長してからもずっと仲が良くいられるはずです。
生まれ持った性格に左右される部分もありますが、子どもと接する時間を増やしたり、簡単にできることをお願いしたりと、工夫次第で少しずつ変わってくれるでしょう。
子どもと関わろうとしないことを責めると、逆効果になってしまいます。褒めて伸ばすようにした方が、家庭内のことに関心を抱きやすくなり、子煩悩な父親になってくれるでしょう。
