赤ちゃんの言葉の発達を促す方法

クーイングは言葉を話す準備段階なので、周りの環境次第では、言語機能の発達によい刺激を与えられます。赤ちゃんのクーイングに、ママはどう応えてあげたらよいのでしょうか。
周りがたくさん話しかける
ママやパパだけではなく、周囲の人たちにも協力を仰ぎ、積極的に赤ちゃんに話しかけてもらいましょう。言葉の発達を促すには、たくさんの言葉のシャワーを浴びることが大切です。
言語を始めとするコミュニケーションの発達は、赤ちゃんのうちから始まっています。赤ちゃんは自分の周りを観察して「会話する」ということを覚えていくとされています。
ただし、言葉がわからないからといって、赤ちゃんの前で乱暴な言葉遣いをしてはいけません。
赤ちゃんはスポンジのように情報を吸収していくため、できる限り丁寧な言葉を聞かせてあげるよう心がけましょう。
赤ちゃんの世界を広げてあげる
例えば他言語を習得する際に、インプットがなければいつまでも言葉を話せないので、まず単語をたくさん覚えようとするでしょう。
赤ちゃんも同じように、教えてもらえなければ、ものと単語がなかなか結びつきません。赤ちゃんにとっての先生はママやパパなど周りの大人です。
晴れた日には「今日はあたたかいね」と話しかけたり、絵本の犬に反応したら「わんわんだね」と教えてあげたりしましょう。毎日の語りかけで、赤ちゃんの言葉の引き出しがどんどん増えていくはずです。
まとめ
クーイングは、プレジャーサイン(ご機嫌のサイン)ともいわれます。赤ちゃんがご機嫌でささやく様子は、ママとパパにとって何よりの癒やしとなります。
しかし、泣き声のボリュームとはうらはらに、クーイングの音はとても控えめです。周囲がにぎやかなときは、気付かないこともあります。
「まだクーイングしていない」と思っていても、もしかしたらママやパパが見ていないところで、こっそり練習しているのかもしれません。
クーイングに気付いた際には、しっかりと反応を返して言葉のシャワーを浴びせてあげましょう。
