粉ミルクのおすすめ10選。赤ちゃんもママも喜ぶ粉ミルクの選び方

粉ミルクのおすすめ10選。赤ちゃんもママも喜ぶ粉ミルクの選び方

赤ちゃんに与える粉ミルクは、メーカーやタイプ、配合されている成分も様々です。初めて購入するときは、どれを選べばよいか分からず、迷ってしまうかもしれません。そんなママのために、粉ミルクの選び方と併せておすすめの商品を紹介します。

粉ミルクを選ぶポイントは?

粉ミルクは赤ちゃんのお腹を満たすだけでなく、栄養を与え成長をサポートする大切なものです。赤ちゃんに合う粉ミルクを選ぶためのポイントを知っておきましょう。

成分・原材料で選ぶ

粉ミルクを購入する際には、どんな成分が含まれているか、原材料と併せてチェックするのがおすすめです。粉ミルクは主成分の牛乳に、三大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物など様々な栄養素が含まれています。

赤ちゃんの腸内環境を整える働きのあるオリゴ糖、脳の発達を促すとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)、体内で生成できない必須脂肪酸のアラキドン酸なども多くの粉ミルクに配合されています。

赤ちゃんの目や脳の神経の発達に重要な役割を果たすとされるタウリンや、母乳に含まれるラクトフェリン、睡眠や覚醒をコントロールするメラトニンなど、メーカーによって配合成分に違いがあるのでチェックしてみましょう。

参考:第4 乳児用調製乳たる表示の許可基準|消費者庁次長通知「別添1特別用途食品の表示許可基準」

粉ミルクのタイプで選ぶ

粉ミルクはタイプが豊富なため、自宅やお出かけ先など場所によって使い分けるのもおすすめです。缶タイプは大容量でコストパフォーマンスがよい半面、持ち運びには専用の容器が必要です。

詰め替えタイプは、専用のケースに中身を詰め替えて使うタイプです。ごみを減らせるだけでなく、内容量が少なめなので開封後も鮮度を保ちやすいのが特長です。

スティックやキューブタイプは持ち運びに役立ちます。赤ちゃんが飲む量に合っていれば、調整の必要がありません。普段は母乳というママも、お出かけ用やママの体調が悪いときのために用意しておくとよいでしょう。

近年注目されているのが、缶を開ければすぐ赤ちゃんにあげられる液体タイプです。他のタイプより価格は高いものの長期保存できるので、普段使いはもちろん、非常用に備蓄するという人も増えています。

粉ミルクは牛乳をベースにしているため、牛乳にアレルギーのある赤ちゃんにはあげられません。アレルギー対応の粉ミルクを選びましょう。

参考:新生児・乳児消化管アレルギー|株式会社明治

コスパもチェックポイント

母乳との混合や、完全ミルクで育てるママにとって悩ましいのが、月々のミルク代です。「なるべく安いものを」と思う一方で「安いだけで選んで大丈夫?」という心配もあるでしょう。

粉ミルクは厚生労働省が定めた基準に従って、母乳に近い状態になるように作られています。そのため、基本的な成分に大きな差はありません。赤ちゃんに合ったものなら、価格の手ごろさで選んでもよいでしょう。

コストパフォーマンスがよいのは内容量の多い缶タイプや詰め替えタイプです。スティックやキューブタイプは、毎日使うのには適していません。お出かけのときだけにするなど、利用シーンに合わせて使い分けることをおすすめします。

コスパ抜群!使いやすい缶タイプ

完全ミルクの赤ちゃんには缶タイプの粉ミルクを選びましょう。大容量の上、赤ちゃんの月齢や体格によって量を調節できるのがメリットです。

和光堂「レーベンスミルク はいはい」

赤ちゃんにとってベストとされる、母乳に近い成分設計を実現した粉ミルクです。赤ちゃんの消化のしやすさを考えて、タンパク質のバランスやα-ラクトアルブミンの配合量を調整し、赤ちゃんの発育に大切なDHAやアラキドン酸、16種類ものビタミン・ミネラルも配合しています。

計量しやすくお湯にさっと溶けるので、赤ちゃんを待たせません。泡立ちが少なく、赤ちゃんが飲みやすいのもメリットです。離乳食作りにも活用できます。

たっぷり使える810g入りの大缶のほか、母乳混合の人や大缶では多い人向けの300g入り、携帯用スティックタイプといった3種類のラインナップがあります。

・和光堂「レーベンスミルク はいはい」

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ビーンスターク「すこやかM1」

「第3回全国母乳調査」の結果を活かすなど、たゆみない母乳の成分研究をもとにした粉ミルクです。免疫成分であるシアル酸や腸内環境を整えるオリゴ糖(ガラクトシルラクトース)、アレルギー予防に役立つとされるリボ核酸など、様々な成分を配合しています。

2019年には国産粉ミルクとして初めて、免疫機能に働きかけるとされる成分・オステオポンチンを、2022年には脳の栄養素と呼ばれるホスファチジルセリンが加えられました。牛乳では摂取しにくいDHAや鉄、離乳食で不足しやすいカルシウムも注目成分ひとつです。

ママが赤ちゃんに安心して与えられるよう、独自の厳しい製造規定や検査基準を設けるなど、安全にもこだわっています。

・ビーンスターク「すこやかM1」

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雪印メグミルク「ぴゅあ」

母乳の成分や機能性に着目して、研究開発された粉ミルクです。長年続けられた母乳研究の結果をもとに、タンパク質の量・質・組成などを母乳に近付けています。

調乳濃度も、赤ちゃんの消化器官に負担がかかりにくく、母乳に合わせた13%を実現しています。甘すぎないので、混合栄養の赤ちゃんにもおすすめです。

脳神経系の発達や網膜神経の維持に関係があるとされるDHAや、赤ちゃんの腸内で善玉菌の餌になるガラクトオリゴ糖、感染防御機能に働きかけるシアル酸など、赤ちゃんの成長に必要な成分も配合されています。

・雪印メグミルク「ぴゅあ」

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江崎グリコ「アイクレオ バランスミルク」

成分や原料にこだわり「ママのおっぱい」に近い味や色、香りと栄養成分に仕上げた粉ミルクです。消化しにくい牛乳脂肪を除去し、タンパク質とミネラルの量を調整するなど、繊細な赤ちゃんに優しい商品です。

赤ちゃんの成長に必要な働きのあるヌクレオチドや、赤ちゃんの腸内でビフィズス菌を増やすガラクトオリゴ糖の量も、母乳に近付けています。

また、赤ちゃんの体内でDHAに変わる「α-リノレン酸」が豊富に含まれるえごま油を採用しており、栄養だけでなくミルクの風味付けにもなっています。

・江崎グリコ「アイクレオ バランスミルク」

・Amazon:商品はこちら

森永乳業「E赤ちゃん」

牛乳のタンパク質を細かく分類してペプチドにすることで、アレルゲン性や赤ちゃんの消化器官への負担を低減した粉ミルクです。初乳に多く含まれ、ビフィズス菌を守る働きのあるラクトフェリンや、ビフィズス菌を増やす3種類のオリゴ糖配合で、赤ちゃんの腸内環境を整えます。

脳や網膜の発達に必要とされるルテインや、赤ちゃんの成長を助けるDHA・アラキドン酸を母乳に準じた量や比率で配合しているのも特徴です。

コストパフォーマンスのよい800g入りの大缶のほか、詰め替え用やスティックタイプなどラインナップも豊富です。

・森永乳業「E赤ちゃん」

・Amazon:商品はこちら

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