2歳におすすめなおもちゃ10選!発達の特徴と選び方もチェック

2歳におすすめなおもちゃ10選!発達の特徴と選び方もチェック

児童館・公園などに遊びに行けず、自宅で過ごすときに便利なのがおもちゃです。2歳児が興味を持つおもちゃが分からなくて、困っている人は多いのではないでしょうか?2歳児の発達段階を踏まえたおもちゃの選び方を、注意点と併せて解説します。

2歳ってどんな時期?発達段階をチェック

0~1歳のころに比べると、2歳児の成長スピードを速く感じる親は少なくありません。まずは、2歳児の心・体における発達を解説します。

自分の意志を主張するようになる

「魔の2歳児」とも呼ばれる2歳は、好き・嫌いがはっきりとしてくる時期です。これまでは親が与えたおもちゃを喜んで使っていたのに、「いや!」と言って投げたり、怒ったりする2歳児もいます。

「うちの子は大丈夫なのだろうか」「甘やかしすぎたのかな?」と、多くの親が子どもの育てにくさを感じる時期でもあります。

ただ、「イヤイヤ期」という言葉が象徴するように、2歳児が食事・着替え・お風呂・遊びなどを拒否するのはわがままではありません。

自分勝手に見える行動の奥には、「自分でやりたい!」という意志があります。子どもが自分の意志を主張するのは、心が成長している証拠ともいえるのです。

知性・運動能力が発達する

0~1歳と比べて2歳は、知性・運動に関する能力が大きく発達します。会話をしたり、線・形を描けるようになったりと、遊びの幅が広がる時期です。

また、ボタンをかけたり、箸を使ったりと、生活のなかでも自分でできることが増えてきます。運動能力が向上する時期でもあり、歩いたり、走ったり、跳んだりと、体を動かせるようになると同時に体力が付き始めるのも特徴です。

知的な好奇心が育つ2歳の時期には、挑戦する・失敗する・考える・成功するプロセスを経験させることも大切です。「自分でできた!」という達成感は、子どもの意欲・思考力につながります。

参考:2歳|大津市

イヤイヤ期、共感ができず怒るか無視してしまいます。 -1才10ヵ月の- 子育て | 教えて!goo

2歳児のおもちゃを選ぶポイント

親の思い通りにはいかなくなる2歳児には、どのようなおもちゃを選べばよいのでしょうか?次は、2歳児が気に入るおもちゃの選び方を紹介します。

伸ばしたい力に合わせる

心・体が急激に成長する時期だからこそ、2歳児に与えるおもちゃを選ぶ前には「どのような能力を伸ばしたいのか?」を考えることが大切です。

例えば、ヒーローや家族などになりきるごっこ遊び・ままごとでは、コミュニケーション能力に加えて、人の動作をまねする観察力、遊び方を工夫する創造力などが育つ可能性があります。

子どもの音感・感受性を高めたい場合は、キーボード・ドラムセット・タンバリンなど、楽器系のおもちゃがおすすめです。

また、パズル・ブロックは子どもの思考力・集中力を育てるのにぴったりのおもちゃです。伸ばしたい力に合わせておもちゃの種類を選ぶことで、親が期待する教育効果を感じやすくなるでしょう。

子どもの好みと安全性も確認

「自分でやりたい」という気持ちが強まる2歳児にとって、おもちゃを選ぶのも例外ではありません。どんなに子どものためを思って選んだとしても、親が選んだおもちゃには見向きもしない2歳児もいます。

2歳児のおもちゃを選ぶ際には、可能な範囲で子どもの好みを取り入れるのが大切です。子どもを店に連れて行って、「どのおもちゃで遊びたい?」と聞いて興味・関心のあるおもちゃを探る方法もあります。

ただ、子どもの好みだけにまかせると、あれもこれもとなる可能性があるのも事実です。おもちゃの種類だけは親が決めておき、デザイン・色などに子どもの好みを取り入れることをおすすめします。

さらに2歳児のおもちゃを選ぶ上でおさえておきたいのは、誤飲の危険性です。トイレットペーパーの芯を通過するおもちゃは、子どもの誤飲につながる恐れがあります。対象年齢・使われている素材を確認し、おもちゃの安全性もチェックしましょう。

参考:STOP!子どもの「窒息・誤飲」 - 東京消防庁

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