産後の生理が再開する時期の目安・特徴

出産してからどれくらいの期間が過ぎると、生理が復活するのでしょうか?まずは、一般的に産後の生理が再開するとされている時期・特徴を紹介します。
生理再開は産後3~6カ月が多い傾向
前提として、産後の生理が再開する時期や、産前との変化には個人差がありますが、一般的に生理が再開する人が多い時期は、産後3~6カ月ごろといわれています。
産後の生理が再開するサインとしても、産前と同じように胸の張り・腰痛・腹痛などが挙げられます。ただし、はっきりとした兆候のないまま生理が再開するケースもあるので、念のため生理用のナプキンを用意しておきましょう。
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産後は生理不順になるケースも
産前は、毎月一定の間隔で生理がきていた人でも、産後にリズムが整わないケースもあります。また、産後に生理が再開した直後に、翌月の生理がこない場合もあるでしょう。
産後は妊娠・出産で疲れた体を癒やす間もなく、授乳・おむつ替えといった赤ちゃんとの新生活が始まります。
月齢が低いうちは授乳回数も多く、赤ちゃんが心配で熟睡できない人も少なくありません。妊娠中とは大きく生活が変わるため、育児による疲れ・ストレスで生理不順になりやすいともいわれています。
参考:産後の生理がこない原因とは?生理再開はいつから?量や痛みは?【公式】東京都の池袋アイリス婦人科クリニック
授乳中は生理が再開しにくい
「赤ちゃんに母乳をあげていると、生理が再開しにくい」という話を、聞いたことがありませんか?
もちろん個人差はあるものの、授乳中には生理が再開しにくいのが一般的です。クリニックによっては、産後に生理がこない理由を以下のように説明しています。
このように、母乳を吸われることで多く分泌されるホルモンは、排卵を抑えるといわれています。そのため、授乳中には月経があっても、排卵がなかったり、間隔が不規則になったりするケースが多いとされているのです。
参考:vol.16 産後の月経 | 練馬区の産婦人科 桜台マタニティクリニック
産後の生理に見られる変化

産後の生理は、産前と比べてどのような点が変わるのでしょうか?産後の生理に見られる変化を、パターンごとに紹介します。
産後初めての生理は量が少ない人もいる
産前と比べ経血量が多くなったり、少なくなったりするのは、産後の生理で起こりやすい変化といえます。
少量の出血だったため、生理の再開に気づかない人も少なくありません。出血の量があまりにも少ないときは、基礎体温をチェックして排卵の有無を確かめましょう。
反対に産前と比べて出血の量が多すぎる場合には、病気が隠れている可能性も考えられます。自分の状態に不安を感じたときは、自己判断を避け、婦人科を受診するようにしましょう。
参考:産後の生理がこない原因とは?生理再開はいつから?量や痛みは?【公式】東京都の池袋アイリス婦人科クリニック
生理痛が重くなる場合も
出産経験のある友人・知人から「産後、生理痛を感じるようになった」という話を聞いたことがありませんか?このように産後、初めて重い生理痛に悩まされるケースもあるようです。
産後に生理痛が重くなる原因としては、慢性的な睡眠不足や慣れない育児によるストレスも一因と考えられています。
ほかにも病気が隠れていたりする可能性もあるので、産前と比べて明らかに生理痛が重いと感じた場合には我慢せず、はやめに婦人科を受診しましょう。
