つかまり立ちはいつから始まる?予兆や練習方法・安全対策を紹介

つかまり立ちはいつから始まる?予兆や練習方法・安全対策を紹介

赤ちゃんのつかまり立ちは、いつごろから始まるものなのでしょうか?子どもの成長をサポートするヒントとして、一般的な目安や、始まる際のサインをチェックしていきましょう。つかまり立ちを促す練習方法や、知っておきたい注意点も紹介します。

つかまり立ちはいつごろから始まる?

周囲の赤ちゃんがつかまり立ちをするようになるなかで「うちの子はいつつかまり立ちをするんだろう」と焦りや不安を抱いてはいませんか?まずは、一般的なつかまり立ちの時期について確認していきましょう。

6カ月から12カ月が目安

赤ちゃんの成長には個人差が大きくあります。つかまり立ちについても同様で「この時期にはみんなできるもの」といった明快な答えはありません。

あくまでも目安になりますが、生後6カ月~12カ月ごろがひとつの基準とされる傾向にあります。

なお厚生労働省は、つかまり立ちについて、生後11~12カ月未満の乳児の90%以上が可能との見解を示しています。

決して焦らず「1歳を迎えるころまでにできていればOK」といったスタンスで赤ちゃんの成長を見守るのがおすすめです。

参考:2010年乳幼児身体発育調査の概況について|厚生労働省

あと2日で7ヶ月の息子がいます 3日前ぐらいからつかまり立ちに近い事を し始めました 早いほうですか|教えて!goo

つかまり立ちを始めるサイン

赤ちゃんがつかまり立ちをするにあたっては、事前に特定のサインが見られる傾向にあります。

なかでも多く見られるのが、ハイハイのスピードが速くなるというものです。赤ちゃんのつかまり立ちには、足の筋肉の発達が必要不可欠ですが、ハイハイのスピードアップは、まさに筋肉が発達してきた証といえるでしょう。

特に、お尻を高く突き上げる高ばいが見られたら、つかまり立ちをする日は近いと考えてよさそうです。

その他、テーブルなどにつかまろうとするのも、つかまり立ちを始めるサインのひとつです。支えとして立ち上がり、やがてつかまり立ちを成功させるでしょう。

なお、ここで挙げた例はあくまでも参考事例です。赤ちゃんによっては、こうしたサインを見せず、突然つかまり立ちを始めるケースがあることを心に留めておきましょう。

つかまり立ちが遅い・早いは大丈夫?

つかまり立ちをする時期が、一般的な基準よりも遅かったり早かったりした場合、赤ちゃんに何らかの不利益があるものなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

約1割の赤ちゃんは12カ月を過ぎてから

前述のとおり、厚生労働省は、つかまり立ちについて、生後11~12カ月未満の乳児の90%以上が可能と示しています。

裏を返すと、これは10人に1人の赤ちゃんは、生後12カ月を過ぎてからつかまり立ちを始めると考えられます。

赤ちゃんの成長は日々目覚ましく、昨日はまったくできなかったことが、今日はあっさりできてしまうのも珍しい話ではありません。

これといって他に目立った問題がないようならば、多少遅いと感じても、過剰に不安に思う必要はないといえるでしょう。

参考:2010年乳幼児身体発育調査の概況について|厚生労働省

つかまり立ちが早い場合は転倒に注意

つかまり立ちの時期が早めの場合、注意しなければならないのが転倒です。

赤ちゃんの筋肉は、月齢が進むにつれて発達していくのが一般的です。つかまり立ちが早い場合、筋肉の発達が十分でなく、体のバランスを取るのが難しい場合があります。

上手にバランスを取れなければ、そのぶん転倒のリスクも高まります。もちろん個人差がありますが、万が一に備え、より慎重に安全対策を講じる必要があるでしょう。

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