簡単にできるつかまり立ちの練習方法

なかには、赤ちゃんのつかまり立ちをサポートしたいと考えるママ・パパもいるのではないでしょうか。無理なくつかまり立ちを促す、おすすめの練習方法を紹介します。
赤ちゃんの脇や腰を支えてあげる
簡単につかまり立ちの練習をする方法として、まず挑戦したいのが、赤ちゃんの脇や腰を支えて立たせてあげるというものです。
実際に立つ経験をすることは、赤ちゃんの足腰の発達にも役立ちます。赤ちゃん自身、立つ感覚を身に付けられるため、自然につかまり立ちができるようになるでしょう。
ママ・パパが優しく赤ちゃんの腰や両脇を支え、遊びの一環として楽しみながら挑戦するのがおすすめです。
テーブルやソファにおもちゃを置いて遊ばせる
ローテーブルやソファを利用するのも、簡単で効果的なつかまり立ちの練習方法のひとつです。
具体的な方法としては、赤ちゃんがつかまり立ちをした際に、ちょうど遊べる高さのローテーブルやソファに、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃや、興味を持ちそうなおもちゃを置きます。
おもちゃで遊ぼうとする赤ちゃんは、自分の意思で無理なくつかまり立ちをするようになるでしょう。
なお、この方法では、つかまり立をするための筋力が必要です。足腰や腕の筋肉が十分に発達しているか、様子を見ながら試したい方法といえます。
赤ちゃんの好奇心を刺激する
外部の施設を利用し、赤ちゃんの好奇心を刺激するのも、つかまり立ちの練習に効果的な方法です。
子育て支援センターのような、多くの親子が集まる場所に足を運び、可能な範囲で赤ちゃんを遊ばせてあげましょう。
他の赤ちゃんが遊んでいる姿を見たり、普段とは違う遊具で遊んだりすることで、赤ちゃんの好奇心が刺激されます。つかまり立ちをしている赤ちゃんがいれば、見よう見まねでつかまり立ちを始めるかもしれません。
なお、こうした施設は、赤ちゃん自身はもちろんのこと、ママ・パパにとってもよい刺激となります。周囲の親子の様子を見て、赤ちゃんとの新たな関わり方を発見したり、情報交換ができたりと、たくさんのメリットが得られるでしょう。
つかまり立ちの練習を始めたら安全対策を

赤ちゃんがつかまり立ちの練習を始めたら、忘れずに行いたいのが周囲の安全対策です。なかでも特に注目したいポイントをチェックしていきましょう。
赤ちゃんの周りに危険なものを置かない
つかまり立ちを始めると、これまでとは違った視界で周囲を見られるようになります。赤ちゃんは、目に入る様々なものに興味を持ち、直接手で触れたり、口に入れたりしようとするでしょう。
そんな赤ちゃんの周囲には、誤飲やケガの原因になるものは置かないよう注意する必要があります。
口に入る大きさのもの・押したら倒れるもの・割れるもの・熱いものなど、少しでもリスクのあるものは徹底して遠ざけましょう。
危険を理解できない赤ちゃんだからこそ、ママ・パパの手で、万一の事態を防ぐ必要があります。
転倒対策にマットを敷く
つかまり立ちに不慣れな赤ちゃんは、思いがけないところで転倒しがちです。完全に転倒を防ぐことは難しいため、転倒を前提とした対策が必要になります。
そこでおすすめなのが、衝撃吸収用のマットを床に敷くという方法です。フローリングなどの硬い床にマットを敷くことで、転倒時の衝撃が和らげられます。
赤ちゃんが普段生活するリビングや、滑りやすい浴室などは、特に重点的に対策をしておくのがおすすめです。
・商品名:I LOVE BABY「ジョイントマット 36枚組 グレースター 88-1353」
家具にはコーナーガードを付ける
転倒した赤ちゃんが、家具の角に体をぶつけてケガをしてしまうのは、よくある話です。打ち所によっては大ごとになってしまうケースを考えると、やはり何らかの対策をするのが賢明といえます。
簡単にできる対策としておすすめなのが、家具にコーナーガードを付ける方法です。
クッション性のある素材のコーナーガードなら、仮に転倒した場合にもダメージを軽減できます。ローテーブルや階段など、赤ちゃんの転倒時にぶつかりそうな場所は、もれなく対策をしておくのがおすすめです。
・商品名:ケラッタ「コーナーガード クッション」
