ストローマグに関する豆知識

赤ちゃんの成長を考慮したストローマグは、大人にとっては未知のアイテムといえるでしょう。手入れの方法・コップ飲みへの移行など、初めてストローマグを使う際に役立つ豆知識を解説します。
手入れはスプレー洗剤・重曹などが便利
衛生的にストローマグを使うためには、手入れの方法を知っておくことが大切です。
日常的に使うストローマグは、お茶・ジュースなどの汚れが付着しやすいアイテムです。底部分に付いた汚れは、食洗機・スポンジで洗うだけでは落としきれないケースも少なくありません。
プラスチック製のストローマグには、スプレー型の洗剤が便利です。底部分にスプレーを吹きかけ、時間がたってから洗い流すとよいでしょう。
ステンレス製のストローマグに付いた茶渋は、洗剤ではなかなか取れないことがあるため、重曹を入れた湯につけ置くのがおすすめです。
コップ飲みを始める目安は離乳食中期ごろ
ストローマグからコップへと移行する時期は、離乳食中期にあたる生後8カ月ごろが目安とされています。ただし、赤ちゃんの成長には個人差があるため、月齢にとらわれすぎないことが大切です。
月齢以外には、赤ちゃんが飲む分量を目安にし、コップへの移行をスタートする方法があります。約300mLに満たないストローマグでは水分補給が追いつかないようなら、コップを使うタイミングといえます。
しかし、いきなり飲み口の広いコップを使うと、服・テーブルを汚してしまう恐れがあるので注意が必要です。
小さなスプーンを使ってママ・パパが飲ませるところから、無理なくコップの練習をスタートさせるのがポイントです。慣れない間はママ・パパがコップを持ち、赤ちゃんが飲みやすいように角度を付けてあげるとよいでしょう。
参考:おいしく食べて楽しくおしゃべりいつも笑顔で(対象年齢:1歳6か月未満)|東京都福祉保健局
コップで遊ばなくなるのはまだまだ先ですよね? 10ヶ月で今はこぼれないストローマグ使ってます コップ|教えて!goo
まとめ
両手ハンドル・小さな飲み口が特徴的なストローマグは、赤ちゃんの飲む練習をサポートするアイテムです。使い始める時期は生後4~5カ月ごろが一般的で、スパウト型から飲み口の細いタイプへと移行していきます。
ストローマグを選ぶ際には、用途に合わせてプラスチック・ステンレスといった素材を決めるのがポイントです。日常的に使うアイテムだからこそ、食洗機の利用・消毒方法・パーツの分解などもチェックしましょう。
ストローマグで飲む感覚をつかめたタイミングで、コップ飲みへとステップアップするのが一般的です。離乳食と同じように、月齢にとらわれすぎず、赤ちゃんのペースに合わせることも大切です。親子ともに使いやすいストローマグを選び、無理なく飲む練習をスタートしましょう。
