日常やよそ行きの時など、様々な場面で香水を使い分けている方も多いのでは? しかし、途中で飽きてしまったり、使い切れず余らせてしまう事もしばしば……。それに開封してから長期間たつと香りも変わってきてしまいますよね。
そこで今回は、香水を使い切るための意外な活用方法をご紹介します。
■香水で掃除ができる!? 汚れの落ち具合を検証

実は、香水は拭き掃除をする際に、非常に有効であると言われています。含まれているエタノールに汚れを落とす強い力があることが、その理由。
香水は含まれるエタノールの濃度によって、「パルファム」「オードパルファム」「オードトワレ」「オーデコロン」の4種類に分類され、香りの持続時間が違います。
今回は、一般に販売されている中で、特に人気な「オードパルファム」と「オードトワレ」。この2種類を使って、香水に含まれるエタノールは、本当に掃除に有効なのかを実際に検証してみました。

左がオードパルファム、右がオードトワレ。パルファムの方が、エタノール濃度は高くなっています。開封してから1年以上経過していて、少し香りが薄まっています。

プラスチックのケースに、油性マジックで線を1本引き、香水を染み込ませたコットンでさっと拭いてみました。

どちらも撫でるように拭いたただけで、汚れが落ちました! あまりに簡単であっけないくらい!
エタノール濃度の違いによる、汚れ落ちの差があるかと思ったのですが、そこは変わらず。ちなみにティッシュでは、ゴシゴシこすっても線は全く消えませんでした。
■手垢がつきやすい電気のスイッチをお掃除

部屋の中でも手垢がつきやすい電気のスイッチ。オードパルファムをコットンに染み込ませ拭いてみると、こんなに汚れが……! 見た目にはそれほど分からなくても、実はこんなに汚れているんですね。
例えばお風呂の黒ずみやカビなどにも効果的な香水での掃除。拭き掃除をした後は、お部屋にほんのり香水のよい香りが漂います。
きれいにできるだけでなく、残り香も楽しめるなんて、香水掃除はまさに一石二鳥ですね!