なんとなくで捨てたらもったいない! 炭水化物の消費期限の見分け方

なんとなくで捨てたらもったいない! 炭水化物の消費期限の見分け方

■お米、パン、麺類の消費期限の見分け方

なんとなくで捨てたらもったいない! 炭水化物の消費期限の見分け方

賞味期限や消費期限の記載がないことが多い炭水化物についても、見分け方と保存方法をうかがいました。

【お米】
お米は高温多湿に弱く、温度が高いとお米の酸化が進み、湿度が高いとカビが発生しやすくなります。気温が高くなる春から夏にかけては精米年月日から1ヶ月以内、秋から冬なら、精米後2ヶ月以内を目安に食べきるのがおすすめです。米自体が緑や青っぽくなるカビや、虫が湧いていたらNG。お米の場合は湿度が苦手なので、風通しの良い冷暗所にて米びつに入れる、夏場は冷蔵庫に入れるなどして長持ちさせることが可能です。

【パン】
消費期限があるもの以外は2〜3日で召し上がってください。黒いカビが生えてたり、異臭がしたらNGです。冷凍すると長持ちしますが、固くなってしまったり風味が損なわれてしまうので、1週間程度で食べ切りましょう。

【麺類】
消費期限や賞味期限が記載があるもの以外、生麺は2〜3日。乾麺の場合は1~2年です。カビが生えていたり、酸っぱいにおいがしたり、変色している場合はNGです。生麺の場合は冷凍で2~3週間おいしいくいただけますが、水っぽくなったりコシが失われたりするので、煮込みなどにすると良いでしょう。乾麺はにおいがつきやすいので、においのつきやすいものとは一緒にしないで風通しの良い冷暗所で保存してください。

今まで、消費期限は切れたらすぐに処分し、賞味期限があるものは、なんとなく判断していた筆者。まだ食べられるのに捨ててしまっていたこともありました。今回、色々な見きわめ方を知ることができたので、これからは「もったいない」を減らせそうです。主食類も、早めに使い切るとともに、においや触感も参考にしながら使い切っていきたいと思います。

(加藤晶子)

取材協力/前田美紀江さん(管理栄養士)

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加藤晶子

渋谷区在住のワーママライター。夫はミャンマーにいるため4歳の娘のワンオペ育児中。「自分らしい働き方・生き方」に興味をもち、自身も銀行員⇒会社員⇒契約社員⇒NPO団体職員⇒フリーランスと働き方を模索してきた。キャリアコンサルタントとして、悩める女性の相談に日々のっている。