編集部が検証!同じ食材でみじん切り比較

ということで、ここからは各商品の性能をチェック! 玉ねぎを使い、ハンドルを引いた回数ごとにどのくらい細かくなったのかを正直レビューしていきます。

まずは包丁で本体に入る程度の大きさにカットして容器に入れていきます。今回は玉ねぎ半分を6等分にした大きさで、それぞれの容器の半分の高さあたりまで入れてみました。ここからハンドルを引っ張っていきます。
5回

まずは5回だけハンドルを引っ張ってみました。まだこの段階では「みじん切り」とは言えない状態ですが、思った以上に小さくなっているな、という印象。中で刃に食材が引っかかってしまうこともなく、1回ハンドルを引っ張るごとに確実に切れている感覚ががありました。
切れ味以外に気付いたことは、1番小さいサイズのものが持ち手に穴が開いていないので握りづらいということ。顔が描いてあって可愛いのですが、個人的にここはデザイン性ではなく使いやすさを優先してほしかったなと思いました。
10回

次はさらに5回追加し、10回分の引っ張りでの状態。もうこの時点で3種類ともみじん切りになっていますね!

普段ならここまで刻むと大号泣しているのですが、涙どころか目にしみることもありません。ダイソーのぶんぶんチョッパー、恐るべし……!
20回

試しにさらに10回追加して、計20回ぶんぶんしてみました。

ここまでくるとかなり水分も出てきてペーストに近いような状態に。ほうれん草などの柔らかい葉物や、蒸したかぼちゃであれば離乳食作りにも使えそうです。
ちなみにあまりにもよく切れるので、大きいサイズと中くらいのサイズで生の人参も試してみたら……

ちゃんとみじん切りになってる! 下茹でなどはせず、冷蔵庫から出したそのままを適当にカットして入れただけなのですが、20回ほどハンドルを引いただけで硬い食材でもこんなに細かく刻むことができました。
最初の1~2回はやや硬さを感じましたが、以降はスムーズにぶんぶん。中で食材が空回りすることもなく確実に切り刻んでくれましたよ。
今回3種類を比較してみましたが、いずれも切れ味に問題なし! また、地味に驚いたのが底に付いている滑り止めのグリップ感。思った以上にグリップが効いているので、勢いよくハンドルを引っ張ってもズレることなく安定した状態で使用することができましたよ。あまりの使いやすさに感動……これ、おすすめです!!
洗い方は3サイズとも同じ

ふたと刃は簡単に取り外せるようになっているので、そのままスポンジを使って丸洗いしていきます(食洗器は使えません)。
このとき、手を切らないよう十分に注意しましょう。

と、ここで。洗剤を洗い流しながら気が付いたのですが、なんと人参を刻んだ方の容器がほんのりピンクに……! たった1回の使用で、すぐに洗ったにも関わらず色移りしてしまったようです。色素が多めの野菜は注意した方がよさそうですね。


洗い終わったら刃が錆びてしまわないよう、よく乾燥させてから片付けましょう。小さいサイズ以外のふたの部分には水切り穴が3つ開いているので、乾かす時はそのどちらかの穴を下にしておくといいかもしれません。
ダイソーのぶんぶんチョッパーで料理をラクに楽しく♪
今回はダイソーのハンドル野菜カッター3種を比較していきましたが、どれも非常に使いやすく時短調理に大活躍してくれそうなアイテムでした。本家のぶんぶんチョッパーを使ったこともありますが、それに劣らぬクオリティーで切れ味も問題なし。刃が表に出ていないので、子どもにお手伝いを頼む時も安心してお願いできそうです。
店舗によっては品切れの場合もあるので、欲しいサイズがある場合は早めにチェックしに行ってみてくださいね!
(文・写真撮影:イチオシ編集部)
