100均のグルーガン比較
キャンドゥの「簡易接着グルーガン」とダイソーの「グルーガン」と、筆者の私物の小西リボンの「グルーガン」を比較してみます。
スペック比較
■簡易接着グルーガン（キャンドゥ）
価格：330円（税込）
サイズ：横約11cm×縦約11.5cm
コードを含めた重量：約132.5g
コードの長さ：約1.1m
定格電圧：AC100V
定格消費電力：10W
最高温度：180℃
発熱体：PTCヒーター
対応スティック：直径約7.2mm
立ち上がり時間：5分以上
連続使用時間：約45分
■グルーガン（ダイソー）
価格：220円（税込）
サイズ：横約12cm×縦約11.2cm
コードを含めた重量：約92.5g
コードの長さ：約0.6m
定格電圧：AC100V
定格消費電力：15W
最高温度：165℃
発熱体：PTCヒーター
対応スティック：直径約7.5mm
立ち上がり時間：5分以上
連続使用時間：1時間
■グルーガン EC-301（小西リボン）
価格：1000円前後
サイズ：横約11cm×縦約11.3cm
コードを含めた重量：約138.5g
コードの長さ：約1.5m
定格電圧：AC100V
定格消費電力：10W
最高温度：165℃
発熱体：ー
対応スティック：直径約7mm
立ち上がり時間：数分
連続使用時間：ー
性能比較
手芸やDIYを想定して、木材、
アクリルプレート、
布を用意しました。そこにガラス、足つきボタン、リボンを接着してみます。
【検証結果】
※あくまで今回の検証をまとめたもので、製品の効果や効能を示すものではありません
キャンドゥの「簡易接着グルーガン」、ダイソーの「グルーガン」、小西リボンの「グルーガン EC-301」3商品ともに、木材、アクリルプレート、布にガラス、足つきボタン、リボンを接着することができました。
→接着24時間後に、貼り付けたガラス、足つきボタン、リボンを軽く引っ張ってみました
・ガラスはすべての材質にしっかりと接着されており、軽く引っ張っただけでは取れませんでした
・足つきボタンを引っ張ると、木材、アクリルプレートからすべて取れてしまいました
・リボンを引っ張ると、木材からはダイソーの「グルーガン」で接着したものが取れました。アクリルプレートではキャンドゥの「簡易接着グルーガン」、ダイソーの「グルーガン」で接着したものが取れてしまいました。布ではすべての材質がしっかりと接着されており軽く引っ張った程度では取れませんでした
使いやすさの比較
【検証結果】
※あくまで個人の感想であり、製品の効果や効能を示すものではありません
■簡易接着グルーガン（キャンドゥ）
握りやすく、コードの長さも十分で扱いやすかったですが、立ち上がりの待ち時間にグルーがドバドバと垂れてきました。耐熱性のものを敷く必要があります
■グルーガン（ダイソー）
握りやすいものの、コードの長さが短く、取り回しが悪かったです。また本体の軽量さゆえに倒れやすかったことも難点でした。こちらも立ち上がりの待ち時間にグルーがドバドバと垂れてきたため、下に耐熱性のものを敷く必要があります
■グルーガン EC-301（小西リボン）
握りやすくコードの長さも十分で扱いやすかったです。グルーのキレもよく、接着しやすかったです。今回の検証では立ち上がりの待ち時間にグルーが垂れることはありませんでしたが、これまで使用中に少量垂れてしまったこともあるため、使用の際は下に耐熱性のものを敷いておくと安心です
100均のグルーガンで趣味を楽しもう♪
100均のグルーガンについて詳しく紹介しました。2025年8月18日現在、筆者が訪れた100均では、キャンドゥとダイソーでグルーガンを購入することができました。それぞれの製品は価格やコードの長さなどに違いがありました。どちらの製品も性能は高いため、スペックや取り回しのよさで選んでみるのがおすすめです。ぜひ記事を参考に、100均のグルーガンで趣味を楽しんでください。
（文・写真撮影：イチオシ編集部）
