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公開 2015年08月14日  

子どもにイライラしなくなる?心に余裕を持って子育てをするコツとは?

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子どものイヤイヤ期や思春期に入ると、会話が噛みあわなくなったり、反抗的な態度を取られてしまったりと、ママとして困ってしまうことが増えますよね。でも毎日毎日腹を立てているのは、子どもはもちろんママだって辛いもの。そこで今回は、子どもの感情に振り回されず、穏やかに心に余裕を持って対応するコツを伝授します!


親自身が感情をコントロールできるようになろう!

子どもがイライラして反抗的な態度をとると、周りにいる方もイライラしてしまいますよね。私の娘も思春期に入りつつあるのか、感情の起伏が荒波のように激しいです。



思春期といえば、ホルモンバランスも崩れ、子ども本人も感情の揺れをコントロールできずに、他にあたってしまう傾向があります。子どもの感情の荒波に、親も一緒に入ってしまうと、親も感情のコントロールができなくなり、イライラ・ガミガミしてしまいます。



親は子どもが正しい方向に行けるように灯台の役割が求められると私は思っています。灯台になるためには、親自身が感情のコントロールをすることが必要です。心を穏やかにして、感情がぶれないように心がけてみましょう。

自分の感情をコントロールするトレーニング法

自分の感情をコントロールするというのは、非常に難しいことで、私にとっても一生の課題となっています。私は自分の感情をコントロールするために、『自分が今何を感じているか?』と最愛の恋人に聞くように、自分自身の心の声を聞くことを意識しています。私が実践している『自分を最愛の人だと思って愛するためのステップ』を紹介します。



1.自分の心に寄り添う事を意識する(自分の心の声を聴こうとする)。

2.心の中に3人の自分を立て、今何を感じているかを聴き、相づちを打つ。

3.弱い自分、好きでない自分も、すべて自分だと認める。

4.ありのままの自分を認めたあと、すべて許す。

5.自分を最愛の人だと思って接する。



自分自身への愛を満たす方法、自分を愛する方法はコチラの記事をご覧ください。

1.一日10分でいいから、自分だけの時間をとる。

私は時間を見つけては、瞑想をしています。背筋を伸ばし、呼吸だけを意識して、頭の中を空っぽにします。私はいつも自分を最愛の恋人だと思って、「今私は何がしたいの?」「今どんな気持ち?」と自分の心の声を聴くようにしています。

2.アドバイスをせずに、子どもの話を聴く。

子どもが何か話しかけてきたら、一度今やっていることをやめて、子どもの話を聴くことに専念します。子どもの話を聞いていると、「~した方がいいのでは?」とアドバイスしたくなるのですが、我慢します。「そうなんだ」「なるほどね」などと相づちを打ったり、オウム返しで子どもの言ったことを言ってみたりして、アドバイスはせずに、ただ話を聴くことだけに専念します。



アドバイスせずに聴くって、本当に難しいです。でも「アドバイスしない」と言うことを意識して、子どもの話を聴くように努力しています。

3.子どもを信じる

我が子を見ていても 「~した方がいいのに」と危なっかしく思うことはしばしばです。だけど、あえて手も口も出さないように努力しています。「信じる」というのは、とても忍耐が必要です。”我が子はできる!””自分で問題を解決する力を持っている!”と心から信じないと、どうしても手や口を出してしまいます。



「親」の役割は、「木の上に立って見守る」ことだと思います。子どもたちは自分で問題を解決する力を持っています。お子さんの力を信じて、黙って見守ってみませんか?黙って見守るというのは、とっても忍耐が必要です。忍耐・我慢をすると、その分人間としての器が大きくなっています。



私はイラッとしたことがあったら、「私の人間としてを大きくしてくださって、ありがとうございます。」と心の中で言うようにしています。子育てを通して、人間修行させてもらっていると考えると、反抗している娘を見ても、「ありがとう」という気持ちになってきます。

 『子は親の鏡』です!

お子さんがイライラしているときは、あなた自身が心の余裕を失っているサインかもしれません。あなたに心の余裕ができて、にこにこ笑顔になると、お子さんも落ち着いてくるかもしれませんよ。



あなた自身が「どうすれば笑顔で穏やかで過ごせるかな?」と考えて、自分に対してだめ出しをせず、自分に優しくしてみてあげてくださいね。

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