部屋の中にいても、寒さが身に染みる季節になると、暖房器具が手放せませんよね。特に、女性は体の冷えでお悩みの人も多いはず。

しかし、昨今の光熱費の高騰で、気になるのは電気代ではないでしょうか。また、エアコンなどの暖房器具をつけっぱなしにすると、空気が乾燥してしまうというデメリットもあります。

そこでおすすめなのが、エコで使いやすい暖房器具「湯たんぽ」です。今回は、湯たんぽの魅力や使い方、おすすめのアイテムなどを紹介します。

湯たんぽの種類

ひとことに「湯たんぽ」といっても、最近ではさまざまなタイプが展開されています。

お湯入れタイプ

湯たんぽというと、従来の沸かしたお湯を入れる「お湯入れタイプ」を思い浮かべる人も多いのでは?

お湯入れタイプは、耐熱タンクの中にお湯を入れて使う湯たんぽです。直火にかけられる金属製タンクや、軽くて使いやすいポリタンク、柔らかい感触が心地よいゴムタンクなどがあります。

「お湯を沸かして入れ替える」という手間はかかりますが、昔ながらの方法でじんわり温まる冬の風物詩ともいえます。

タンクの大きさや入れるお湯の温度、使い方にもよりますが、約6~10時間ほど温かさが持続します。

電気タイプ

近年、注目されている電気タイプは、お湯を沸かしたり入れ替えたりする必要がない便利な湯たんぽです。やわらかい樹脂製のタンクに、専用の水が入っており、電気の力で温めます。

充電プラグにさすだけで、内蔵されているヒーターが水を加熱。充電時間は約20分ほどと、お湯入れ式よりも少し準備に時間がかかりますが、プラグを指すだけなのでとても簡単◎

温かさの持続時間は、湯たんぽの大きさにもよりますが、約4~6時間ほどです。

電子レンジタイプ

電子レンジタイプには、水を入れてレンジで温めるタイプのほかに、小豆やセラミックビーズが入っているタイプもあります。

電子レンジで温めるだけで使えるので、手軽さが最大の魅力。ただし、温かさの持続時間は1時間前後と、お湯入れタイプや電気タイプの比べると短めです。短時間だけで使用したいシーンに適しています。

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湯たんぽの魅力

湯たんぽには、今だから見直したいさまざまな魅力があります。

電気代が節約できてエコ

湯たんぽの1番の魅力は、電気代が節約できること。湯沸しタイプの場合、電子ケトルでお湯を沸かしたとしても、1回あたり数円~10数円程度です。電気タイプの場合も、1回の充電にかかる電気代は数円ほど。

1日中、エアコンやヒーターをつけていると、どうしても電気代がかさんでしまいます。

日中など、日差しが入る時間は、エアコンやヒーターを切って、湯たんぽで暖を取るのもおすすめですよ。

ピンポイントで温められる

湯たんぽは、お腹や腰、指先、足先など、冷えやすい場所をピンポイントで温めることができます。女性の場合、生理痛が気になるときにも、湯たんぽでお腹や腰を温めると、不快感が軽減することも。

また、就寝前に湯たんぽをお布団の中に入れておけば、寝るときにはお布団の中がポカポカに!

小さめサイズの湯たんぽを選べば、オフィスや車のなかでも、冷えやすい部分を温められるのがうれしいですね。

お部屋の空気が乾燥しない

エアコンや電気ヒーターを使用していると、気になるのは空気の乾燥。室内の湿度が下がり「お肌や髪がカサカサになってしまった!」なんて人も多いのではないでしょうか。

湯たんぽは、部屋の空気が乾燥しないので、お肌や髪にもうれしい暖房器具です。