印象の差はどこにある? 育ちが悪い人と育ちが良い人の違いとは

育ちが良い人は褒められて、育ちが悪い人はなんとなく軽蔑されてしまう……。同じことをしていても、育ちが良い人と育ちが悪い人では、全く印象が変わりますよね。

ところで、周りが「育ちが良い人」とか「育ちが悪い人」と思う要因はどこにあるのでしょうか。それぞれの特徴と、印象の差を生む要因について解説します。

育ちが悪い人の特徴5つ

食事のマナーがなっていない

食事をする姿は、その人の本来の姿を見るようなもの。食事の仕方が汚ければ、いくら普段着飾っていたとしても、かっこ悪く見えてしまうものです。

育ちが悪い人は、箸の持ち方が正しくなかったり、クチャクチャ音をならしながら食べたり、一緒に食事をする相手を不快にさせるようなことを無意識でしています。


姿勢が悪い

姿勢が悪いとだらしなく見えるため、育ちが悪い人だと誤解されることがあります。人からの見た目を気にすることのない、自分本意な人だと思われてしまうからです。

猫背、巻き肩などの自覚がある人は、注意が必要です。


服装に清潔感がない

露出が多かったり、汚れや破れのある服を着ていたり、見た目に清潔感がないと、育ちが悪いと思われやすいです。

相手を不快な気持ちにさせないファッションで人に会うというのは、大人としてのマナーです。

自分の好きな服を着ることは自由ですが、下品な印象の服ばかりを選んでいては、教養がない人なのだと思われます。


人の話を聞かない

育ちが悪い人は、きちんと相手の話を聞くことができません。相手を尊重していれば、自然と相手の話に耳を傾けることができるものです。

しかし、育ちが悪い人は、いつも自分の意見を相手に押し付けるとか、言いたいことだけ言い放ってスッキリするなど、いつも自分を優先しようとします。


態度が横柄

育ちが悪い人は、横柄な態度を取りがち。たとえば、店員さんに命令口調やタメ口を聞いて偉そうにしたり、平気で列に割り込んだり、自分がまるで王様であるかのようにわがままに振る舞います。

周りがどう思うかということよりも、まずは自分がどうしたいかということが大切なのです。


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育ちがいい人の特徴5つ

所作がきれい

育ちが良い人は、一つ一つの所作に美しさがあります。食事をするとき、物を手に取るとき、椅子に腰掛けるときなど、あらゆる動きに品を感じさせます。

周りの人と同じような動きをしているのに品を感じさせるのはなぜかというと、育ちが良い人の動きには焦りがないから。ゆったりとした動きに心の余裕を感じさせます。


愚痴や悪口を言わない

育ちが良い人は、愚痴や人の悪口を言いません。なぜなら、ネガティブな発言が周りを不快にさせることを知っているからです。

また自分が愚痴や人の悪口を言うほどの人間ではないと、謙虚な気持ちを持っているということもその理由です。


コミュニケーションを取ることが上手

育ちがいい人は、たくさん愛されて育っています。ですから、人に対する懐疑心、警戒心が少なく、誰とでも笑顔で上手にコミュニケーションを取ることができます。

初対面でも感じよく話すことができるので、周りにたくさん人が集まってきます。


きちんと挨拶できる

挨拶をすることは当たり前のことですが、忙しかったり、面倒で「まぁいいか」と気づかないふりをしてしまったり、毎回きちんと挨拶をするというのなかなか難しいことです。

しかし、育ちのいい人は、挨拶をおろそかにしません。自分が何かをしていても手を止めたり、少し離れたところにいる人にわざわざ駆け寄ったり、徹底しています。


無償の優しさ

育ちが良い人は、親切にした相手に見返りを求めません。なにをしても「相手のためになるなら」と一生懸命尽くします。

育ちが良い人にとって、他人に優しくすることは当たり前で、それに対価があるとは思っていません。

自分がやってあげるばかりだとしても、それを疑問に感じることはなく、そもそも育ちが良い人には「やってあげている」という意識がありません。