のべ100種の“におい”が集結! においフェチ垂涎のマルチストーリー型展覧会「においの森」を「心斎橋PARCO」で開催中

会期中のべ100種の香りがお待ちかね!

会場内には、知っているけど嗅ぐ機会のない激臭や、嗅ぎたくても嗅げない香り、人類が嗅いだことがないであろうレア臭まで、いろんなにおいが点在しています。会期中に出合える香りはなんと、のべ100種! その一部をご紹介します。

一度は体験したい? 「激臭」

●くさや(激臭レベル★★)

開いた新鮮な魚をくさや液に浸し天日干しした、伊豆諸島の特産品。くさや液は、 茶褐色で粘り気があり、古いものほど旨みが増すといわれています。

●ドリアン(激臭レベル★★★★)

果物の王様とよばれるドリアン。果実は強い甘みを持ち、栄養豊富ですが強烈なにおいを漂わせています。見た目もトゲトゲでインパクト抜群!

●臭豆腐(激臭レベル★★★★★)

中国、台湾、香港を中心に食べられている臭豆腐。植物性の発酵液に漬け込むことで、独特の風味と強烈なにおいを発生させます。

●シュールストレミング(激臭レベル★★★★★★★)

スウェーデン発、世界一臭いと言われる発酵した塩漬けニシンの缶詰です。缶の中でも発酵を続けてガスが発生し、 開封時には中の液体が勢いよく噴き出してしまう恐ろしい食材。

何度でも嗅ぎたい! 「魅臭」

●白檀(びゃくだん)

香水やお香によく利用される香木・白檀。アロマとしてはサンダルウッドとして知られ、少し甘みがあり、上品でウッディな香りが楽しめます。

●フェロモン

異性の興味をひくためのにおいとされる「フェロモン」。どんなにおいなのか、自分の好きなにおいと比べてみたくなります。

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「ムー」監修の“謎めく未知の香り”は必嗅!

1979年に創刊したスーパーミステリー・マガジン「ムー」が監修する“謎めく未知の香り”も、今展の“嗅ぎどころ”のひとつ。オカルトからUMA(未確認生物)まで、まだ人類が嗅いだことのない香りを体験して!

●エイリアン

さまざまなスパイスをブレンドして生みだされた、ファンタジーなにおい。

●ビッグフット

アメリカ合衆国で目撃された、毛むくじゃらの巨大なUMA。そのにおいは、まさに大陸級!?

●ツチノコ

日本に生息していると言われる、胴が太いヘビのような未確認生物。焦げた感じや、日本酒のようなにおいと表現されています。

\from Editor/

みなさんが「嗅いでみたい!」と思うにおいはありましたか? においはその場でしか感じられない感覚だけに、“知らないにおい”ってたくさんありそうですよね。「このにおい、意外と好きかも」といった新発見を探しに、ぜひ訪れてみたいと思います。

においの森

2024年5月12日(日)まで

大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋PARCO14F PARCO GALLERY

開場時間:10:00~20:00(最終入場19:30)

料金:当日券1,000円、3歳以下無料

※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

写真/心斎橋PARCO 文/小林 梢