「高橋幸宏」のシングル曲で好きな作品は? 3曲を紹介!

 「サディスティック・ミカ・バンド」や「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」のドラマーとして活躍し、2023年1月11日にこの世を去った高橋幸宏さん。日本のミュージックシーンを牽引してきた第一人者であり、訃報が発表されたときは日本中に大きな衝撃が走りました。

 今回は「『高橋幸宏』の好きなシングル曲は?」というテーマで、編集部がピックアップした3曲を紹介します。

音楽殺人(MURDERED BY THE MUSIC)

 「音楽殺人(MURDERED BY THE MUSIC)」は1980年に発表された楽曲。アルバム「音楽殺人 」からシングルカットされました。タイトルは物騒ではあるものの曲調はポップで、ギターのサウンドがかっこよく、新しい時代が到来したことを感じさせてくれます。

 音楽が何を殺したのかは定かではありませんが、この曲が既成概念を打ち壊す魅力を持っていることは間違いありません。曲の途中で聴こえてくる不思議な音声もクセになりますよね。

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前兆(まえぶれ)

 「前兆(まえぶれ)」は1983年に発表された楽曲です。スローテンポなメロディーと静かな歌声が、ゆっくりと胸に染みこんでくるような一曲。叙情的な日本語の歌詞には、切なさを呼び起こされます。一つひとつのフレーズはシンプルながら、高橋さんのセンスや世界観が感じられますよね。