現地2月6日に開幕するミラノ・コルティナ五輪。カーリングの女子日本代表は1998年長野五輪から8大会連続で出場する。18年平昌五輪で銅メダル、22年の北京五輪は銀メダルを獲得している日本は今大会で悲願の頂点を目指す。
いよいよ冬の祭典が刻一刻と近づくなか、前回の北京五輪でリザーブとしてチームを支えた石崎琴美氏がNHK系列『スポーツ酒場“語り亭”』に出演。オリンピックに3度出場経験を持つベテランが日本のライバル国の特長を紹介しながら、メダル獲得のキーポイントを分析した。
番組では、簡単に日本代表のメンバーを紹介(リード=近江谷杏菜、セカンド=小谷優奈、サード=小野寺佳歩、スキップ=吉村紗也香、リザーブ=小林未奈)。選手たちが、口々に金メダルを狙う姿勢を打ち出していることに石崎氏は「凄いですよね。あそこまではっきり言い切るカーリングのチームは、今までなかったと思います。初めてこんなに選手がはっきりと『金メダルを取ります』って言っています」と驚きのコメント。同氏の目には頼もしく映ったようだ。
もちろん、世界の頂点を掴むためには、強豪国との戦いを制す必要がある。現在、世界ランキング5位の日本にとって、予選ラウンドで対戦するスイス(同1位)とカナダ(同2位)は格上に当たる。
石崎氏はスイスについて、「経験がある。そしてショットの精度がとにかく高い。あとは(不利とされる)先攻の時に相手に複数点を与えない“守りのカーリング”が上手いので、スイスと当たったときにどうやって複数点を取るのかが、一つポイントになります」と説明。一筋縄ではいかない難敵だと警戒した。
逆にカナダは攻撃型だと評し、注目の選手をひとりピックアップする。
「(レイチェル・)ホーマン選手というスキップで投げている選手が、とにかくどんな状況でも何でも決めてくるスーパースターみたいな存在です。このチームの特長は(有利とされる)後攻のときに複数点を取る、攻めのスタイルが上手です」
戦い方が異なるパターンのチームが、上位2つにいるとまとめた石崎氏は、日本が金メダルを狙ううえで、まず10か国が総当たりで激突する1次リーグ突破が大事だと強調。上位4チームが準決勝に進出するため、強豪チームとの勝敗が大きなカギを握ると説く。
カーリング女子の日本代表は、現地2月12日にスウェーデンと初戦を迎える。予選リーグ上位4位以内に入れば、20日から決勝トーナメントが始まる。
構成●THE DIGEST編集部
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