
「J1からのストライカー獲得はリスク」原大智のドイツ移籍に現地メディアが見解「即座に奇跡を期待する者は失望する。しかし...」
日本人選手がまた1人、増えた。MF藤田譲瑠チマ、DF安藤智哉が所属するドイツ1部のザンクトパウリは現地1月31日、J1の京都サンガF.C.からFW原大智の獲得を発表した。
チームは現在、降格圏の17位と下位に沈む。巻き返しのために攻撃面の強化に着手し、スポーツダイレクターのアンドレアス・ボルネマン氏は「彼は伝統的なターゲットマンとして機能するだけでなく、連係プレーにおける技術力も備えており、私たちにさらなる柔軟性をもたらすだろう」と期待を寄せている。
現地メディア『Fever pitch』は「ザンクトパウリは移籍市場が閉まる直前に再び動いた」と報道。「ハンブルク港ではほとんど誰も注目していなかったストライカーだ。まさにその点が、この移籍を興味深いものにしている」と見解を示す。
「攻撃に問題を抱えていることは周知の事実」とチームの現状を踏まえたうえで、「日本のJ1リーグからのストライカー獲得はリスクがある」とし、以下のように続ける。
「それは間違いない。プレースタイルは異なり、テンポも別物で、球際の激しさは言うまでもない。しかし、ザンクトパウリは過去に、他では注目されていなかった選手を育成できることを証明してきた。ありきたりな道から外れて探す勇気は、このクラブのDNAの一部なのだ。
ハラが実際にどれだけの貢献ができるかは、これから明らかになるだろう。期待は現実的なものに留めるべきだ。日本の選手がブンデスリーガに適応するには時間が必要である。フィジカルの要求、戦術的規律、プレッシング、これらすべてをまず習得しなければならない。即座に奇跡を期待する者は、失望することになるだろう」
現段階で多くを望めないかもしれないが、「しかし、まさにここにチャンスもある」と『Fever pitch』は訴える。
「ハラは高額な移籍金に伴うプレッシャーはなく、やって来る。パスミス一つがスキャンダルになることはなく、成長できるのだ。残留を争うチームにとって、これは健全な出発点である」
さらに「ザンクトパウリは、この獲得で一つのシグナルを送った」とし、「クラブは戦い、投資し、残留を信じている」と記す。「ハラが決定的なピースになるかどうかは、今の時点で誰も言うことはできない」が、「しかし、型破りな移籍で攻撃陣を活性化させようとする試みは、敬意に値する。残留争いでは、常に最大の予算を持つ者が勝つとは限らない。時には、適切な瞬間を捉える最良の感覚を持つ者が勝つのだ」と占った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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