ニューヨーク・メッツの情報を専門的に扱うメディア『Rising Apple』が現地2月2日、チームの補強戦略に苦言を呈した。ポスティングシステムでメジャー移籍を目指し、トロント・ブルージェイズと4年6000万ドル(約93億円)で契約した岡本和真の獲得に乗り出さなかった点を「なぜ、無関心だったのか」と疑問視した。
メッツは今オフ、ボー・ビシェット内野手、マーカス・セミエン内野手、ルイス・ロバートJr.外野手らを獲得。しかし、同メディアは岡本の獲得を望んでいたようだ。「メッツは岡本の獲得を、検討すらしなかった。三塁の守備に優れ、メッツにとって一塁手としてフィットした可能性があった。岡本が加わっていれば、守備面での柔軟性も高まっていた」とし、「メッツが岡本に関心を示さなかった事実は、今オフ最大級の意外な出来事のひとつだ」と残念がった。
さらに、メッツが今オフに獲得したホルヘ・ポランコと岡本のwRC+(得点創出能力を評価する指数)予測を比較。両者が「同水準の数値が予測されている」と説明した。また、ブルージェイズとの契約条件となった「4年」がネックになった可能性があるとしながら、年平均1500万ドル(約23億円)の金額は「メッツの想定範囲内」だったと記載。「もし本気で関心があったなら、3年総額6000万ドル、年2000万ドル(約31億円)まで踏み込んでいても不思議ではなかった」と見解を示している。
岡本に無関心だったとするメッツの対応を「依然として謎のまま」と強調した同メディアは、「最初から検討対象にすらしなかった理由となる、何らかの“赤信号”があったのだろう。MLBでの実績がまったくない──その一点だけでも、メッツにとって十分な説明になったのかもしれない」と受け止めた。
構成●THE DIGEST編集部
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