ヤマハのファビオ・クアルタラロはセパン・インターナショナル・サーキットでスタートしたプレシーズンテスト初日にクラッシュし、右手中指を骨折。残りの日程は欠場することになった。
クアルタラロはセパンテストの初日、序盤1時間という頃にターン5で激しいクラッシュを喫した。
検査のためにその後メディカルセンターに向かったクアルタラロ。当初は腕に痛みがありつつも、午後遅くにコースへ復帰していた。しかし、その後右手中指を骨折していることが明らかにされた。
クアルタラロはそのため、テスト2日目以降を欠場。帰国して回復に努めることになった。
「腕は少し痛いが、指が折れているから、残り2日間のテストは止めることにした。それが最善だと思う」
クアルタラロはMotoGP公式に対しそう語った。
「もちろん、これがレースウイークエンドであれば走り続けることもできただろうけど、(テストで)さらに2日間走る意味はない」
またmotorsport.comなどのメディアに対し、クアルタラロはさらに次のように付け加えた。
「(指は)かなりはっきり折れているので、明日か明後日にバルセロナで再検査を受けることになる」
「フロント(のグリップ)をかなり早い段階で失ってしまって、スピードも出ていた。衝撃は大きかったが、その後グラベルを転げ回ったことが痛かった。かなりの衝撃だったんだ。意識を失うことはなかったし、幸いにも大事には至らなかったよ」
現時点でクアルタラロが骨折の治療で、手術が必要かどうかや、どの程度療養が必要かは分かっていない。ただいずれにしても、怪我が新シーズンへの準備に影響することは避けられない。
不幸中の幸いだったのは、クアルタラロは先週行なわれたMotoGPのシェイクダウンテストで、新型マシンでの走行をすでに重ねていたことだ。ヤマハは優遇措置によって、レギュラーライダーもシェイクダウンテストを走ることができたことが、ここで活きている。
「テストすべきものはすでにすべて試した。もちろん、電子制御やマッピングの面でさらに2日間あれば素晴らしかったが、十分すぎるほど走れたと思う。だから回復を優先し、本番に備えたい」とクアルタラロは語った。

