ロサンゼルス・ドジャースが、不可解なロースター変更を行なった。主人公は26歳の外野手、マイケル・シアニと、32歳のアンディ・イバニェス内野手だ。
ドジャースは、アトランタ・ブレーブスからDFA(40人枠から外す措置。実質の戦力外)となっていたシアニを、2026年12月12日にウェーバーで獲得。1月に入ってカイル・タッカーと契約したことから、21日にシアニをDFAとした。
DFAとなったシアニは23日にウェーバーでニューヨーク・ヤンキースに移籍する。ところが5日後の28日にヤンキースからDFAになり、2月3日にドジャースがあらためてウェーバーでシアニを獲得した。
さらにシアニと契約した際、ドジャースは1月13日にFAで獲得していたユーティリティー内野手のイバニェスを、保有わずか22日でDFAとしている。
一連の動きについて、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「内野手イバニェスのドジャースでの在籍期間はわずか3週間。1月13日に1年120万ドル(約1.8億円)で契約を結んだイバニェスは、ドジャースが外野手マイク・シアニを獲得するため、DFAとなった。そう、このシアニとは1月21日にドジャースからDFAされた選手と同一人物だ」と、驚きを持って報じた。
また、DFAから13日ぶりにドジャースに戻ってきたシアニを話題にしたのが、ニューヨーク・メッツの専門メディア『Rising Apple』だ。現地2月3日の記事で、「ドジャースは“最も不可解なロースター変更をしたで賞”を受賞したかもしれない。それはチェスゲームのような展開だった」と報じた。
さらに同メディアが注目したのは、目まぐるしく所属先が変わったシアニ加入の影響で押し出された格好となったイバニェスだった。
「イバニェスはメッツにフィットする選手かもしれない。メジャー通算打率.254、出塁率.305、長打率.389。守備力もあり、二塁と三塁の経験が豊富で、堅実な補強となるだろう。また、チームにとって補強が必要なポジションの外野コーナーや一塁も守った経験もある」
同メディアは「契約を検討する選手に見える。可能ならドジャースのロースター変更を利用すべき」と、イバニェスとの契約を球団に訴えた。
構成●THE DIGEST編集部
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