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【冬季五輪】初日から「停電騒ぎ」のアクシデント…ユーモア溢れる反応の一方で専門メディアは「出だしの躓きに不安を募らせることに」

【冬季五輪】初日から「停電騒ぎ」のアクシデント…ユーモア溢れる反応の一方で専門メディアは「出だしの躓きに不安を募らせることに」

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは2月6日の開会式に先駆けて、一部の競技がスタート。現地時間2月4日にはカーリングの混合ダブルス1次リーグの4試合(スウェーデン対韓国、イギリス対ノルウェー、カナダ対チェコ、エストニア対スイス)が行なわれた。
  しかし最中、イギリスのジェニファー・ドッズとブルース・ムアトのペアがプレーしている最中、思いがけない出来事が起きた。照明がちらつき始め、やがて完全に消灯したのである。五輪専門メディア『inside the games』は、「停電が発生した際、氷上の上方にある照明の大半のみ点灯し、他の部分は暗闇に包まれた。ビデオスコアボードや時計も含め、選手たちは競技を続けることができなくなり、係員はただちに競技を中断させた」と伝えている。

 また同メディアは「1956年コルティナ・ダンペッツォ五輪のために建設されたコルティナ・カーリング・オリンピックスタジアムの場内には、緊張した空気が漂う中、約5分後に電力は復旧した」「会場全体には疑念と不安が広がった」と、いきなりのアクシデントに対する観衆の反応を報じた。

 その一方で、これを楽しむ雰囲気もあったとして、「スタンドでは、人々の表情には驚きがはっきりと表われていたものの、多くの観客がユーモアをもってこの状況を受け止め、中には笑い出す人もいた。『TNTスポーツ』および『discovery+』の中継では、実況解説者が『誰かがメーターに小銭を入れれば電気が戻るのでは』と冗談を言って、この状況を軽く受け流していた。そして照明が戻ると、一部の選手や観客からは自然発生的な拍手が起こったが、同時にこの状況を面白く思っていない様子の人もいた」とも綴っている。

プレーを妨げられることとなったムアトも、「照明が消えたことは気にならなかった。ちょっとしたブギー、レイヴみたいなもので……ナイトクラブみたいだった」と冗談めかしてこの瞬間を振り返っている。なお、試合は8-6でイギリスが制した(イギリスの日刊紙『The Guardian』より)。

 このように大きな騒ぎには至らなかったものの、『inside the games』は「主催者にとっては予期せぬトラブルを伴うスタートとなった」と報じ、「今回のトラブル自体は小さなものだったが、アイスホッケー会場を含む幾つかの施設で建設の遅れを克服するため、時間との戦いを続けてきた今回の五輪の開幕に向けての緊張感を、さらに高める結果となった。実際、今週も作業員が最終準備に追われている」と指摘している。

 さらに同メディアは、「イタリアはカーリングでのメダル獲得に大きな期待を寄せている。というのも、ステファニア・コンスタンティーニとアモス・モザナーのペアは、五輪と世界選手権の現王者だからだ。今回の停電が起きた時、彼らはまだ氷上に立っていなかったが、“開催国”イタリアは大会の出だしの躓きに不安を募らせることになった」とも付け加えている。

構成●THE DIGEST編集部
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配信元: THE DIGEST

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