わずか一週間前の1月30日。スイスのクラン=モンタナで開催されたダウンヒル競技で、リンゼイ・ボン(米国)を襲ったのは左膝の前十字靭帯断裂という絶望的なアクシデントだった。しかし、ミラノ・コルティナ冬季五輪の舞台を目前に、彼女の心は折れていない。
現在41歳。アメリカ代表として自身5度目の五輪出場を目指すボンは、厳しい状況の中でも出場への道を模索し続けている。大会開幕直前に負った大ケガからの復帰が実現すれば、まさにアルペンスキー界の奇跡と言えるだろう。
運命のダウンヒル競技まで、いよいよあと2日。負傷から短期間で、どこまでコンディションを戻せるのか。世界中が固唾を飲んで見守る中、彼女は最後の一秒まで滑走を諦めていない。
ボンは自身のSNSを通じ、その固い決意を世界にこう発信した。
「諦めたりしない! 実現させるために、精一杯頑張る。チームのみんな、そして素晴らしいサポートをしてくれる皆さん、本当にありがとう。これからも信じて待っていて」
この投稿に対し、ファンからは「さあ行くぞ」「私たちは信じてる」「あなたを誇りに思う」「決して諦めるな」「ずっと応援している」「君が輝く姿を見に行く」「ただただ素晴らしい」といった熱いエールが殺到している。
米スキー界を代表するレジェンドは、はたして大舞台に立てるのか。出場が注目される女子ダウンヒルは、日本時間8日午後7時30分にスタートする。
構成●THE DIGEST編集部
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