衝撃得点に絶叫がこだました。
ミラノ・コルティナ五輪は現地2月8日(日本時間9日)、フィギュアスケート団体が行なわれた。3日目はペア、女子、男子フリーの順で実施され、2位の日本はペアフリーに“りくりゅう”こと三浦璃来/木原龍一組が出場。ほぼ完璧な演技で自己ベストを大幅に超える155.55点をマークした。
りくりゅうは冒頭のトリプルツイストを高く綺麗に決めると、続く3回転トウループ+ダブルアクセル2本も着氷。よどみないスピードでリフトをこなし、スロー3回転ルッツをバシッと降りる。
以降も滑らかなスケーティングで会場を支配。難しい入りのリフトをスムーズに決めると、最後のスロー3回転ループも着氷。最後のフィニッシュでは木原に両手で掲げてもらった三浦が天高く左拳を突き上げてトップを確信。客席から割れんばかりの拍手を浴びた。
キスクラでは祈るようにモニターをみつめ、自己ベスト(147.89)を7.66点も超える世界歴代3位のハイスコアに三浦は「きゃあああああ!!」と絶叫。口を押さえて立ち上がるほどのリアクションをみせ、そのあと後ろに転げてしまいパートナーの木原が慌てて起こすハプニングがあった。驚異の得点に信じられないといったリアクションを浮かべるほど、会心の演技に会場はしばらく騒然とした。
日本はこのあと女子フリーにエースの坂本花織、最終種目の男子フリーには22歳の佐藤駿が登場。残り2種目となったフィギュア団体は、この日にメダルの色が決まる。
▼フィギュアスケート団体 ペアフリー順位(カッコ内は得点)
1位 日本 10ポイント(155.55点)
2位 ジョージア 9ポイント(139.70点)
3位 イタリア 8ポイント(136.61点)
4位 アメリカ 7ポイント(135.36点)
5位 カナダ 6ポイント(134.42点)
▼フィギュアスケート団体 暫定順位(ポイントはアイスダンスRD・FD、ペアSP・FS、女子SP、男子SPの合計)
1位 アメリカ 51ポイント
2位 日本 49ポイント
3位 イタリア 45ポイント
4位 ジョージア 41ポイント
5位 カナダ 41ポイント
――上位5か国が決勝(フリー)進出――
6位 フランス 24ポイント
7位 韓国 14ポイント
8位 中国 14ポイント
9位 イギリス 12ポイント
10位 ポーランド 8ポイント
<今大会のフィギュア団体日程>
■6日 アイスダンスリズムダンス、ペアショート、女子ショート
■8日 男子ショート、アイスダンスフリーダンス
■9日 ペアフリー、女子フリー、男子フリー
※日付はすべて日本時間
<ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート団体戦>
男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目で構成され、各演技のポイント合計で競う。予選(ショートプログラム/リズムダンス)で上位5チームが決勝(フリースケーティング/フリーダンス)へ進出。1チーム最大10名で、予選では各種目1位=10ポイント、2位=9ポイント~10位=1ポイント。決勝でも同様に上位にポイントが与えられ、フリーでは2種目まで選手交代が可能。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】団体戦ならではの一体感!“キスクラ”で笑顔溢れる日本を厳選ショットで特集!

