現地2月7日(日本時間8日)に行なわれたミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ビッグエア決勝で、日本代表の木村葵来(きら)と木俣椋真(りょうま)がこの種目初のワンツーフィニッシュを決めた。
木村は1本目で「バックサイド1980(5回転半)」を決めて89.00点をマーク。3本目には「スイッチ・バックサイド1980」をメイクして90.50点を記録。合計179.50点で日本人初の金メダルを獲得した。
また、木俣は1本目で「バックサイド1980(86.25点)」、2本目には「スイッチバック1980(85.25点)」を積み上げ、合計171.50点で銀メダルを手にした。
表彰台には立てなかったが長谷川帝勝(たいが)、荻原大翔(ひろと)の2人も攻めたトリックで会場を盛り上げ、大きなインパクトを残した。日本勢が圧巻の強さを発揮できた要因を、スノボ強国である米国のスポーツ専門局『ESPN』が考察している。
同メディアは、「日本がオリンピックの男子スノーボードビッグエアで優勢を広げる」と銘打った記事の中で、日本人選手が冬だけでなく夏にも競技に取り組んでいる点に注目。「練習中の落下を緩和するためにエアバッグを使用できるという比較的新しい事象から、日本ほど恩恵を受けている国はない。これにより、ライダーが完成させられるトリックの難易度と、それに費やせる時間において新たな可能性が開かれる」と論じた。
また同メディアは「いまや、スノーパーク全体が日本のものになりつつある」と感じているようで、8位入賞したニュージーランド代表ライオン・ファレルの言葉を引用しながら日本選手を称賛した。
「彼らは多くの心を持っている。最も細かな点まで完璧にする」
メダリストとなった木村と木俣、ビッグエアで悔しい結果となった長谷川と荻原の4人は、いずれも現地16日に予選を迎えるスロープスタイルにエントリーしている。ビッグエアに続き、再び日本勢が会場を席巻するような活躍をみせるのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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