
ハードワークと粘り強い守備に、走力も目を引く。東京Vの開幕戦で垣間見えたキャンプの成果
[J1百年構想リーグEAST第1節]東京V 3-1 水戸/2月8日/味の素スタジアム
2月8日に行なわれたJ1百年構想リーグEASTの第1節で、東京ヴェルディはJ2から昇格してきた水戸ホーリーホックと味の素スタジアムで対戦。開始8分にオウンゴールで先制し、21分に齋藤功佑、49分に松橋優安の得点で加点したホームチームは、59分に1点を返されるが、3-1で勝利した。
城福浩体制5年目の東京Vは、今季もハードワークと粘り強い守備が健在で、攻撃から守備へ切り替わった時は即座にボールホルダーにプレスをかけ、ひとりかわされても複数人で取り囲み、相手の攻撃の芽を摘んだ。ポゼッションスタイルの水戸にボール保持率こそ上回られたが、失点シーン以外はチャンスらしいチャンスを与えず、特に前半はほぼパーフェクトと言ってもいいほどの出来だった印象だ。
また、走力も目を引いた。正直、「後半は大丈夫?」と感じてしまうほど、試合開始早々から東京Vの選手たちはギア全開だったのだが、そこには宮崎県都城市で実施したトレーニングキャンプの成果があった。城福監督は試合後にこう述べている。
「チームとしては、心拍数が上がったなかでもプレーできる状況を作る意味で、今年のキャンプでは去年の2.5倍走りました」
最終ラインを統率するCB林尚輝も「自分たちから走って、自分たちから奪いに行ってっていうところは、特に前半は成果が出せた。改善しなければいけない部分も出てきたけど、それはベースの“走れる”ことがあるから改善点を考えられるようになっているので、そこは成長だと思います」と手応えを口にする。
もっとも後半は、前半よりも水戸に押し込まれる時間帯が増え、得点も奪われている。城福監督も「本当に危ないと唯一思ったシーンで点を取られたこと、前半からもう少し相手陣でボールを持てればよかったことも含めて、いろんな反省がある」、林も「守備のところを改善しないといけない」と課題を指摘しており、これから高めていかなければいけない部分はあるだろうが、キャンプの成果が垣間見えた開幕戦でもあった。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
【動画】森田のお膳立てから松橋がネットを揺らす!
【画像】ゆうちゃみ、鈴木亜美、日向坂や乃木坂の人気メンバー、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jのスタジアムに華添えるゲストを特集
【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
