先日行なわれたテニス四大大会「全豪オープン」の女子シングルスで初優勝を飾った世界ランキング3位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が、今週出場する「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(2月8日~14日/カタール・ドーハ/ハードコート/WTA1000)のメディア対応で現在の心境を語っている。
26歳のルバキナは2月1日の全豪決勝で現世界女王アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4、4-6、6-4のフルセットで下し、2022年ウインブルドン以来となる四大大会2勝目をゲット。帰国後は体調を崩してしまったそうだが、現在は回復しているとのことだ。
「自宅に戻ってから体調を崩してしまい、2日ほど休養を取りました。2日間はあっという間で、スーツケースを片付けた以外はほとんど何もしていません(笑)。この大会(ドーハ)は、今の良い流れを保つのに適した舞台だと思います」
今大会でルバキナが狙うのは、2013年シーズンのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ/元1位/現147位)以来誰も成し遂げていない「全豪オープン優勝直後に出場するツアー大会での優勝」だ。これはセレナ・ウィリアムズ(アメリカ/元1位)やアシュリー・バーティー(オーストラリア/元1位)といった名選手たちでさえ達成できなかった。
しかしそれについては、特段意識はしていない様子。「全豪からそれほど時間は経っていませんが、しっかりと休むことができましたし、ここに来られたこともうれしいです。いいプレーができればと思います」と、26歳は淡々と意気込みを語る。
先の全豪優勝は、23年同大会で決勝に進出していたこともあり、「ある程度道のりを把握していた」点や、「自分のやるべきことができていると感じていた」点で、全く予想していなかったウインブルドン優勝とは大きく違ったとルバキナ。そんな今も「日々の仕事を着実にこなし、その先に成功が訪れるのを待つ」という競技への向き合い方は、これまでと全く変わらない。
「今週も全豪のような良い結果が得られればとは思っていますが、もしそうならなくても、まだまだたくさん大きな大会はあります。まずはこの大会でどう感じるか、どんな試合ができるかを確かめたいです。自分に過度なプレッシャーや期待はかけたくありません。もちろんうまくやっていきたいですが、とにかく一日一日、地道に前に進もうと思います」
なお今大会はシード勢が1回戦免除。第2シードで参戦するルバキナは日本時間11日午前0時に予定されている初戦の2回戦にて、過去2勝0敗と分の良いワン・シンユー(中国/現33位)と顔を合わせる。
文●中村光佑
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