
株式会社STPR最大規模のライブイベント「STPR Family Festival!! 2026」が、2月7日・8日に東京ドームにて開催され、2日間で約8万人を動員した。その2月8日に行われた最終公演の模様をレポート。
■STPR Family5組が集結し、グループの枠を超えたコラボでも魅せた
2025年4月に行われた「STPR Family Festival!!」以来10カ月ぶりに、STPR所属のすとぷり、Knight X - 騎士X -(以下 騎士X)、AMPTAKxCOLORS(以下 AMPTAK)、めておら - Meteorites -(以下 めておら)、すにすて - SneakerStep Prod.STPR MUSIC(以下 すにすて)の5組が集結した。
オープニング映像が流れた後、メインステージからアリーナ客席後方まで十字型に大きく伸びる花道の真ん中にあるセンターステージが照らされると、そこには白の王子衣装をまとったすとぷりの姿が。
幕開けを飾るのは、莉犬、るぅと、ころん、さとみ、ジェル、2025年1月のすとぷりワンマンライブ以来のステージ登場となるななもり。がそろった「僕らだけのシャングリラ」。エアーショットで銀テープがキラキラと舞う中、歌にダンスに華やかな絶妙コンビネーションで魅せる6人。歓喜をたたえた6色のペンライトが、客席で大きく揺れた。
アリーナ客席後方、スパークラーの火花が派手に噴き上がるサブステージに現れたのは、ブラック×ゴールド衣装の騎士X。2025年3月にタケヤキ翔 feat.Knight A - 騎士A -として動画公開した「BOOGIE DOWN」を、騎士Xとなった4人で力強く歌い上げる。そのパフォーマンスには、メンバー同士の信頼と他の追随を許さないグループとしての自信が感じられた。

■すにすてはデビュー時の思い出深い衣装で登場
花道下手側の先端ステージにデビュー時の思い出深い衣装で登場したのは、前回の「すとふぇす」で初お目見えしたすにすて。2025年12月末から2026年の1月頭にかけて東名阪Zeppツアーを経験した7人のレベルアップは、前回も披露した「SneakerStep」で明白だった。軽やかに爽やかに歌ってステップする7人は、STPR Familyに新風を吹き込んでいる。
すにすての反対側、花道上手側の先端ステージにサイバーパンク風衣装で現れたのはめておら。メンバーそれぞれのキャラクター性を表す自己紹介ラップを織り交ぜたEDMナンバー「SIX Kick Ass」は、挑発的で攻撃力が高い。2025年8月にデビューからわずか1年足らずという異例のスピードで日本武道館単独公演を成し遂げた6人は面構えが違う。
スパンコールジャケットを羽織ったAMPTAKは、メインステージに登場。自己紹介曲「AMP-ATTACK!」で、歌詞そのまま大きなステージを右に左に動きながらリスナーを楽しくあおって、あっという間に会場全体を一体化させてしまう6人。結成から約3年半、いくつものステージに立ってきた経験をしっかりと血肉としていることがよくわかる。
すとぷりメドレーパレードでは、グループそれぞれフロートに乗り込み、すとぷりは「スキスキ星人」、騎士 Xは「GO GO CRAZY」、AMPTAKは「アモーレ・ミオ」、めておらは「ギンギラ銀河」、すにすては「はりーはりーらぶっ」と、すとぷりのナンバーを華やかにつないでいく。


■シャッフルメンバーによる貴重なスペシャルなコラボレーション
続いては、シャッフルメンバーによるスペシャルなコラボレーション。ころんを中心にAMPTAKのあっきぃ、まぜ太、ぷりっつの4人で構成されたユニット“BNK”はアッパーなオリジナル曲「チーム BNK」の途中で突然ゲームを始め、ぷりっつが生着替えしてバナナの被り物を頭に被る羽目に。
すとぷりのジェル、騎士 Xのばぁう、AMPTAKのあっと、めておらのロゼ、すにすてのにしき、だいきりによるユニット・ミミラブは、黒基調衣装のイケボすぎる6人それぞれがセンターステージに置かれたシングルソファーに腰かけ、すとぷりの「Very」を大人っぽく歌唱した。
すとぷりのころん、AMPTAKのちぐさくん、めておらのLapis、すにすてのたちばな、ゆたくん、おさでいと各グループで青系カラーを担当するメンバーが集ったユニット・STPR 青組は、淡いブルーライトの下、すとぷりの「AquaKiss」を透明感ある歌声で彩った。
寸劇演出に始まり、各ステージや花道を使ってAMPTAKの「RAINBOWxPATROL」で沸かせたのは、すとぷりの莉犬、るぅと、騎士 Xのタケヤキ翔、AMPTAKのまぜ太、けちゃ、めておらのロゼ、すにすてのらおによるユニット・うたメロ部。タケヤキ翔と莉犬のハイトーンも圧巻。
■羽根をつけて猫耳ヘアであざとかわいいD
すとぷりのさとみ、騎士 Xのしゆん、AMPTAKのあっと、めておらの心音、みかさくん、明雷らいとによるユニットは、メインステージで騎士 Xの「EDEN」を披露。タイトな黒衣装に身を包み、澄んだハイトーンやファルセット、スタイリッシュなダンスで“楽園”へといざなう6人は凛々しくて艶っぽい。
アリーナ客席後方のサブステージにトライデントを手に現れたのは、すとぷりのるぅと、騎士 Xのてるとくん、AMPTAKのあっきぃ、めておらのメルト・ダ・テンシ、すにすてのやなとによるユニット・腹黒サイコパス。てるとくんとメルト・ダ・テンシの背には白い羽根が、あっきぃとやなとの背には黒い羽根が、るぅとの背には白と黒の羽根があり、全員が猫耳ヘアなのもあざとかわいい。
すとぷりの莉犬、騎士Xのばぁう、AMPTAKのぷりっつ、ちぐさくん、めておらのLapis、明雷らいとによる最高にバカで最高にマジなユニット・ばかまじは、2026年1月に公開した初めてのオリジナル曲「やかましいにもほどがある!」を、メンバーそれぞれコンセプトそのままのファンタジックな衣装で賑やかに披露。個性と存在感のあるグループの宝庫であるSTPRだけに、グループごとの単独公演では見ることのできない組み合わせにしても、刺激的で観客を楽しませる力がある。


■「東京ドームでイス取りゲーム」が実現
中盤では、TOKYO MXで4回にわたり放送した特別番組「STPR に夢中!」にてかくれんぼ企画を勝ち抜いた、るぅと率いるチーム「さいむり(=最下位無理の略)」が獲得した「今回のすとふぇすで好きなことができる権利」を行使して、「東京ドームでイス取りゲーム」をすることに。お尻がビリビリする電流椅子を導入した熾烈なデスゲームをサバイブして賞品のいちご1年分とディズニーリゾートペア券を手にしたのは、ジェル。「ディズニーはこの会場のみんなと行く!」というコメントにもリスナー愛を感じる。
莉犬の「ルマ」、さとみの「感情色」、ころんの「敗北ヒーロー」、るぅとの「君と僕のストーリー」、ジェルの「めっちゃ遠い!」、STPR、ひいては歌い手グループの礎でもあるすとぷりのメンバーが、心を込めて届けたそれぞれにとっての大切なナンバーも印象深かった。ドームの大きなステージによく映える個々の輝きは、STPR Familyのメンバーやリスナーにとっての憧れでもある。
ナポレオンジャケット風黒衣装のめておらは「FIRST 1MPACT」を。金色をちりばめた黒衣装の騎士Xは「XSlay」を。メンバーカラーのラインストーンをちりばめた白衣装のすにすては「SUPERSONIC」を。ライダースアレンジ衣装のAMPTAKは「DOWN TOWN SWING」を。肩にファーをあしらった白衣装のすとぷりは「プロポーズ」「誓いの花束を~With You~」「Strawberry Kiss」が連なるメドレーを。見目麗しい各グループがキラーチューンを畳みかけ、リスナーを熱くさせた。
初の5グループ合同曲「WACHA☆WACHA」からは5グループがステージに集結して、一緒にステージを駆けたり、笑顔を交わしたり、肩を組んだり、おんぶしたり。メンバーそれぞれがハート形のボールを客席に投げてプレゼントした「青春チョコレート」も、AMPTAKの「Club A×C -歌舞伎町店-」、すにすての「「Seven Soul Style!!!」、めておらの「NOROSHI」、騎士Xの「夢のその先へ」、すとぷりの「Streamer」が連なるSTPRメドレーも、楽しいが正義な夢の国のよう。
■3月28日(土)・29日(日)にKアリーナ横浜にて追加公演決定
日本武道館ワンマンライブを目指すすにすて。3月22日(日)・23日(月)に神奈川・Kアリーナ横浜でワンマンライブを行うめておら。3月20日(金)・21日(土)にKアリーナ横浜でワンマンライブを行うAMPTAK。4月19日(日)開催の大型フェス「JAL SAPPORO MUSIC EXPERIENCE 2026」に参加決定し、活動のフィールドを広げようとしている騎士 X。6月4日(木)に10周年プロジェクトを始動させるすとぷり。各グループが、それぞれの夢や目標に向かって確実に歩を進めている。
また、「STPR BOYS PROJECT」から新グループが誕生し、3月28日(土)・29日(日)にKアリーナ横浜にて「STPR Family Festival!! 2026」の追加公演が行われることも発表された。
作詞・作曲したるぅとが「コール&レスポンスで声をからして帰れますか!?」と呼びかけた本編ラストの曲は、2月2日に公開したばかりのSTPR Creators4つめのオリジナル曲「STPR on STAGE」。全員で丁寧につないで重ねていく歌声とリスナーのありったけの声が、幸せな響きを織り成した。
すとぷりの「Strawberry Prince Forever」でスタートしたアンコールでは、莉犬の導きで一人ひとりが改めてあいさつをして、るぅとが作詞・作曲した「STAR to STPR」へ。仲睦まじくじゃれ合いながら、客席を愛おしそうに見つめながら、横一列に並んで肩を組みながら歌うメンバーたち。STPR Familyの歌声と揺るぎない絆は、リスナーの心を明るく照らし、幕が下ろされた。


■「STPR Family Festival!! 2026 in 東京ドーム」セットリスト
2月8日 東京ドーム
M1:僕らだけのシャングリラ/すとぷり
M2:BOOGIE DOWN/騎士X
M3:SneakerStep/すにすて
M4:SIX Kick Ass/めておら
M5:AMP-ATTACK!/AMPTAK
M6:スキスキ星人/すとぷり
M7:GO GO CRAZY/騎士X
M8:アモーレ・ミオ/AMPTAK
M9:ギンギラ銀河/めておら
M10:はりーはりーらぶっ/すにすて
M11:チームBNK/BNK(ころん、あっきぃ、まぜ太、ぷりっつ)
M12:Very/ミミラブ(ジェル、ばぁう、あっと、ロゼ、にしき、だいきり)
M13:AquaKiss/STPR青組(ころん、ちぐさくん、Lapis、たちばな、ゆたくん、おさでい)
M14:RAINBOWxPATROL/うたメロ部(莉犬、るぅと、タケヤキ翔、まぜ太、けちゃ、ロゼ、らお)
M15:EDEN/さとみ、しゆん、あっと、心音、みかさくん、明雷らいと
M16:かりすまでびるっ!/腹黒サイコパス(るぅと、てると、からつけあっきぃ、メルト・ダ・テンシ、やなと)
M17:やかましいにもほどがある!/ばかまじ(莉犬、ばぁう、ぷりっつ、ちぐさくん、Lapis、明雷らいと)
M18:ルマ/莉犬
M19:感情色/さとみ
M20:敗北ヒーロー/ころん
M21:君と僕のストーリー/るぅと
M22:めっちゃ遠い!/ジェル
M23:FIRST 1MPACT/めておら
M24:XSlay/騎士X
M25:SUPERSONIC/すにすて
M26:DOWN TOWN SWING/AMPTAK
M27:すとぷりメドレー(1.プロポーズ 2.誓いの花束を~With You~ 3.Strawberry Kiss)/すとぷり
M28:WACHA☆WACHA
M29:青春チョコレート
M30:メドレー(1.Club A×C -歌舞伎町店- 2.Seven Soul Style!!! 3.NOROSHI 4.夢のその先へ 5.Streamer)
M31:STPR on STAGE
(アンコール)
EN1/M32:Strawberry Prince Forever
EN2/M33:STAR to STPR


