開幕まで1か月を切ったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、すでに各国代表メンバーが発表されている。来月の本大会開催へ機運が高まる中、前回大会でベスト4進出を果たし、侍ジャパンをあと一歩まで追い詰めたメキシコ代表に対し、地元メディアが高い期待を寄せている。
国内ニュースサイト『LJA.MX』が現地時間2月9日、「メキシコ代表、WBC2026へ準備万端」と銘打ったトピックを配信した。同メディアは、目前となった第6回WBCを、「2023年大会の歴代最高位である3位を上回り、頂点を狙う絶好の機会となる」と位置付けており、すでに発表済みの30名のメンバーの顔触れにも自信を覗かせ、「MLB経験者(またはその傘下)26人を含む今回のロースターで、メキシコは世界的強豪としての地位確立を狙う」と意気込んでいる。
同メディアは注目選手として、野手ではランディ・アロサレーナ、アレハンドロ・カーク、ジャレン・デュランなどを挙げ、投手では、ホセ・ウルキディ、タイフアン・ウォーカー、アンドレス・ムニョスといった、それぞれMLBでの実績十分な名前を列挙した。
そして、チームを率いるベンジー・ギル監督がロースター発表の場で語った言葉を紹介。前回大会や、2021年東京五輪でも代表選手を束ねた指揮官は、今大会に向け、「メキシコのスポーツ界の関心が、この代表に向かってほしい。願わくは優勝したい」などと意欲を示したという。
同メディアは、同国野球代表チームの足跡を辿り、「2006年の初出場以来、メキシコは28試合で15勝を挙げ、アドリアン・ゴンザレス、そして現在はアロサレーナといった象徴的存在を生み出してきた。WBCは国内の野球人気を押し上げ、2023年には視聴記録も更新した」と綴っており、そのうえで、「そういった背景から、『Team México 2026』は世界を熱狂させる準備が整ったスター集団だ」と評価する。
さらに、来月に迫る戦いを見据え、「ギルの統率と結束の呼びかけのもと、このロースターはメダル獲得だけでなく、国全体を鼓舞する存在となる」と期待を膨らませている。
メキシコは野球強国のひとつとして、長きに渡り国際舞台で存在感を放ち続けて来た。WBCでも日本やアメリカなどと渡りあい歴史的な名勝負を演じてきていることからも、今大会においても、“主役候補”として世界中の野球ファンを沸かせるパフォーマンスを繰り広げるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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