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「新たなビッグエアの女王」金メダル村瀬心椛の超絶トリックを海外激賞 「ライバルたちさえも驚かせる圧巻のパフォーマンス」【冬季五輪】

「新たなビッグエアの女王」金メダル村瀬心椛の超絶トリックを海外激賞 「ライバルたちさえも驚かせる圧巻のパフォーマンス」【冬季五輪】

現地時間2月9日に行なわれたミラノ・コルティナ冬季オリンピックのスノーボード女子ビッグエア決勝で、村瀬心椛(ここも)は合計179.00点をマークし、日本女子では初の金メダル獲得を果たしている。

 前回北京大会(2022年)の銅メダリストは、1本目に決めたバックサイド・トリプルコーク1440に続き、最終滑走で完璧なフロントサイド・トリプル14を成功させ、ニュージーランドのゾイ・サドウスキー=シノットを逆転して首位に立った。

 アメリカの大手放送局のスポーツ専門サイト『NBC Sports』は、村瀬の強さを強調する意味で、「この21歳は、バックサイド・トリプル1620という切り札も持っていた。これは今年1月のウインターXゲームズで披露し、女子では史上初めて大会で成功させた大技だが、今回金メダルを確保するために、最終的にそれを出す必要はなかった」と伝えている。
  また、平昌(2018年)、北京大会の金メダリストで、今回は8位に終わったオーストリアの“女王”アンナ・ガッサーが「ビッグな王冠をココモに譲ることができて嬉しい。彼女は本当にそれに相応しいし、ここ数年でこの競技がどれほど進化したかを見ると、本当にクレイジーだと思う」と新王者を称えたことも、村瀬の偉業にさらなる箔を付けることとなった(スポーツ専門チャンネル『ESPN』より)。

『ESPN』は、「この競技の未来を感じさせるもうひとつの光景は、かつては日本の主戦場だったハーフパイプ以外の分野でも、日本の支配力がますます強まっていることを示す、さらなる証でもあった。村瀬の優勝により、日本は男子が土曜日に2個のメダルを獲得したのに続き、ビッグエアで合計3個のメダルを手にした」と綴り、村戦の「私たちがこれほど多くのことを成し遂げられる理由は、このスポーツを本当に愛しているからだと思います。それが、私たちの本当の強さだと思います」とのコメントを紹介している。

 カナダの公共放送『CBC』も、「村瀬が女子ビッグエアを制し、日本の五輪スノーボードの成功をさらに広げた」と報道。またトルコの大手メディア『Evrin Agaci』もこの雪上の戦いに注目し、「イタリア・リヴィーニョで迎えた、煌びやかで冷え込む夜は、まさに歴史に残る壮観な光景を生み出し、この競技の勢力図が大きく変わったことを印象付けた」と報じ、以下のように続けた。

「リヴィーニョ・スノーパークの眩い照明の下で行なわれたこの大会は、単なる五輪競技ではなかった。進化、闘志、そして世代交代を示す舞台だったのである。日本の村瀬は、新たな『ビッグエアの女王』として君臨。五輪ではこれまで見られなかったトリックを次々と成功させ、観客はもちろん、ライバルたちさえも驚かせる圧巻のパフォーマンスで金メダルを掴み取った」

 同メディアの賛辞は続き、「村瀬の偉業の大きさは、幾ら強調してもし過ぎることはない。北京大会で の銅メダルを、金メダルへと昇華させただけでなく、わずか4年前には考えられなかったトリプルコーク1440を、同一大会で2回も成功させたのだ。2025年世界選手権で金メダルと銀メダルを獲得している村瀬は、スノーボーダー一家の出身でもある。妹の由徠(ゆら)は、2024年ユース冬季五輪のビッグエアで金メダルを獲得しており、村瀬家に眠る才能の厚みを物語っている」などと評している。

 そして、「この勝利は、日本のスノーボード勢が積み重ねてきた成功の最新例でもある。2日前には、木村葵来が男子ビッグエアで金メダルを獲得しており、この種目における日本の支配力を決定づけた」とも綴った同メディアは、「女子ビッグエアに新時代が訪れたことは明らかだ。村瀬の黄金の夜は、記録を塗り替えただけでなく、新たな世代の選手たちに、より大きな夢を描き、より高く舞い上がる勇気を与えた。今後も彼女とそのライバルたちには、熱い視線が注がれることになる」と綴って記事を締めている。

構成●THE DIGEST編集部
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配信元: THE DIGEST

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