ミラノ・コルティナ五輪スキージャンプ混合団体ノーマルヒルが現地2月10日に行なわれ、日本代表(丸山希、小林陵侑、高梨沙羅、二階堂蓮/飛行順)が同種目初となる銅メダルを獲得した。
混合団体初開催となった前回の北京大会では高梨のスーツ規定違反もあり4位に終わった日本代表。4年前の雪辱を果たすべく迎えた今回は、同大会ノーマルヒル金メダリストの小林、2018年平昌五輪銅メダリストの高梨に加え、個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得したばかりの丸山と二階堂という豪華布陣で挑み、悲願を達成した。
歓喜のメダルに列島が沸くなか、複雑な思いを打ち明けたのが日本スキージャンプ界の“鉄人”こと葛西紀明だ。個人団体合わせて3個のメダルを保有する53歳のレジェンドはTBS系の五輪中継にゲスト出演した際、後輩4人の伸び伸びとした飛行と笑顔に「私の気持ちでは、めちゃくちゃジェラシー」とコメント。次のようにその理由を説いた。
「19歳で初めてオリンピックに出て2大会目リレハンメル(五輪)団体でメダル獲ったんですけど、緊張して頭が真っ白になって。あんなににこやかにもできませんでしたし、ずるいなと思ってます」
そして、「この映像を見ながら悔しい気持ちはあるんですよ。次の4年後、もし自分が出れたとしたら感動する、嬉しい、そんなオリンピックにしたいなというイメージが湧きましたね」と現役ジャンパーとして、30年にフランスのアルプス地方で開催される冬季大会を見据えた。
構成●THE DIGEST編集部
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