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【新日本】辻がジェイク返り討ちでIWGPヘビーV1 親会社ブシロードに覚悟のメッセージ「俺たちはカードゲームのカードじゃない」

【新日本】辻がジェイク返り討ちでIWGPヘビーV1 親会社ブシロードに覚悟のメッセージ「俺たちはカードゲームのカードじゃない」

『THE NEW BEGINNING in OSAKA』エディオンアリーナ大阪(2026年2月11日)
IWGPヘビー級選手権試合 ○辻陽太vsジェイク・リー×

 辻がジェイクを返り討ちにしてIWGPヘビー級王座V1。新日本マットを離脱する選手が出ている現状を受けて、辻は親会社のブシロードに対して「俺たちレスラーはカードゲームのカードじゃねえんだよ」と覚悟のメッセージを送り、「同じ方向を向いてくれ。この団体をもっと強く、もっとデカくするために、一緒に歩いていこうぜ」と呼びかけた。

 約1年4ヵ月ぶりに1・4東京ドーム大会で復帰したジェイクはUNITED EMPIREに電撃加入。同大会でIWGP二冠王になった辻を襲撃して、IWGPヘビー級王座の次期挑戦者に浮上した。その後、無言を貫きながらも暴走を繰り返し、ついにはマイクアピールを解禁して挑戦表明すると、辻も受諾。その後はリング上のみならず、バックステージでも舌戦を繰り返しながら、ついに大阪大会のメインで激突した。

 宮廷道化師らしく巧みにスカしていくジェイクに対し、辻は裏をかいてのトペスイシーダで先制。長期欠場のキッカケの1つであるジェイクの腰に攻撃を重ねる。医療用手袋をはめた手を口に突っ込まれたり、高笑いしながら踊り出したり、高さのあるアトミックドロップを食らったりと、ジェイクの動きに翻ろうされて主導権を奪われてしまったものの、キッチリと挽回。ヒザ蹴りに苦しみながらも、ジェイクの負傷箇所であるヒザをエプロンに叩きつけ、場外から変型ドラゴンスクリューを敢行した。ジェイクは右ヒザを押さえて悲鳴を上げる。

 両手を前に出して待ってくれとアピールするジェイクに対し、辻は串刺しニーを一閃。直撃を受けながらも倒れず不気味な雰囲気を漂わせるジェイクに対し、辻は猛攻を浴びせた。だが、ジェイクは雪崩式バックドロップで叩きつけて応戦。負けじと辻もFBSを避けて、パワーボム、ヒザ蹴りで棒立ちに追い込み、ジーンブラスターの構えに。読んだジェイクが今度こそFBSをカウンターで浴びせて、両者大の字となった。

 懸命に立ち上がると、激しい打撃戦で火花。ジェイクはカウンターのヒザ蹴りから重たいミドルキックをねじ込む。そして指で作った銃口を辻に向けると、辻も笑みを浮かべて呼応。FBSとジーンブラスターの正面衝突になるかと思いきや、ジェイクはスカしてジャーマンでぶん投げ、ニーリフトを挟みつつ、フロントネックロックで絞め落としにかかる。右ヒザに痛みが走り、技が解いてしまったものの、指を頭上に向けると、奥の手・D4Cで突き刺すが、辻はギリギリでキックアウトする。客席からは「陽太」コールが発生した。

 ジェイクはFBSを狙うも、間一髪で避けた辻は、ゲレーロスペシャルで起死回生。ジーンブラスターで突っ込むが、ジェイクはヒザ蹴りで迎撃すると、チョークスラムで叩きつける。ここでも辻が肩を上げるが、ジェイクはなおもFBSへ。辻はなりふり構わず頭突きを浴びせて払いのけると、ハイキックを食らいながらも、ショートレンジでジーンブラスターをぶち込む。ここがチャンスと、辻はカーブストンプを連発して絶叫。ジェイクも錯乱状態で立ち上がり、ガッツポーズを見せて雄叫びを上げたものの、辻はヒザ蹴りからダメ押しのジーンブラスターを突き刺して、3カウントを奪った。

 辻がジェイクを返り討ちにして、IWGPヘビー急王座初防衛に成功。ジェイクはセコンドに両手両足を掴まれて運ばれていく。そんなジェイクに対し、辻は「おい、ジェイク。これであんたの嘘と真実の間にある事実は完成したか? 王のみぞ知るってところかな。お前がこのあとどうなっていくのか、楽しみに見守っててやるよ」と投げかけた。

 そして、「正直言うと、ここで言うべきことではないかもしれない。でも、俺はこの団体を守る責任がある。俺がチャンピオンだからな。今ここで俺は覚悟を決める」と決意をみなぎらせると、「おい、ブシロード! 俺たちレスラーはカードゲームのカードじゃねえんだよ。俺たちはこのリングで命を懸けて戦ってるんだ。このベルトの重みがわかるか? このベルトはここで戦う全レスラーの覚悟と命の代償なんだ。このリングは俺たちレスラーが自分の人生を表現する場所なんだ」と思いの丈をぶちまけた。

 さらに、「俺はこの団体が好きだ。新日本が好きなんだ。ライオンマークを堂々と掲げていたいんだよ。俺は守る。このベルトもこのリングもこの新日本プロレスも。だから、だから、同じ方向を向いてくれ。この団体をもっと強く、もっとデカくするために、一緒に歩いていこうぜ」とメッセージを送ると、場内は「陽太」コールに包まれる。「この先の未来は俺が作るんじゃない。俺たちで作るんだ。今日ここにいるみんな、そしてこの新日本プロレスのレスラーのみんな全員でこの新日本プロレスを作っていくんだ」と観客にも語りかけると、「覚悟はいいか?」と締めくくった。

 その後、今大会を最後に新日本を退団する高橋ヒロムをリングに呼び込んで明るく送り出した辻は、バックステージでも「俺たちがプロレスラーでいる限り、この退団や入団などこの問題を切っても切り離せない。ヒロムちゃんも今やりたい気持ち、その気持ちがあるなら、悔いなく生きていけるように、やれる限りの力をすべて振り絞ってやってくれ。それがヒロムちゃんのUnboundなら俺は心から応援する」とヒロムを激励。「俺はこの新日本プロレス、いや、日本プロレス界をもっと大きくしたい、そのためにUnboundを作った。それぞれが胸に持つUnboundを忘れずにこれからもリングで戦っていってほしい。俺も自分のUnboundを忘れずにこれからの新日本を背負っていく」と決意を新たにした。

 そして、「俺はこのベルトを持って次やりたいことは、そう世代交代。まだ完璧に完了してねえんだよ。俺がチャンピオンになった。でも、また倒すべき相手がいる。SNSでチマチマ愚痴を言っているんじゃねえよ。いい歳したオジサンたちが。あんたらレスラーなんだろ? だったらリングに上がってこいよ」と次なる目標に世代交代を掲げ、まずは2・27ニュージャージー大会でのアンドラデ・エル・イドロとのGLOBAL王座防衛戦に照準を合わせた。


【試合後の辻、アンドラデ】

▼辻「俺たちがプロレスラーでいる限り、この退団や入団など、この問題は切っても切り離せない。ヒロムちゃん、ヒロムちゃんの今やりたい気持ち、その気持ちがあるなら、悔いなく生きていけるように、やれる限りの力を全て振り絞って、やってくれ。それがヒロムちゃんのUnboundなら、俺は心から応援する。俺はこの新日本プロレス、いや、プロレス界、日本プロレス界をもっと大きくしたい。そのためにUnboundを作った。それぞれが胸に持つこのUnboundを忘れずに、これからもリングで戦っていってほしい。俺も自分のUnboundを忘れずに、これからの新日本プロレスを背負っていく。さあ、次だ! (※両手のひらでIWGPヘビーのベルトを叩きながら)俺がこのベルトを持って次にやりたいことは、そう、世代交代。まだ完璧に完了してねえんだよ。俺はチャンピオンになった。でも、まだ倒すべき相手がいる。SNSでチマチマ愚痴を言ってんじゃねえよ。いい歳したオッサンたちが。アンタら、レスラーなんだろ? だったらリングに上がってこいよ。ここにでも来てみろ。そうさ、俺はこのベルトで、世界ヘビーを持っていた王者たちと闘わなきゃいけねえんだ。その前に、(※グローバル王座のベルトに手をかけて)アメリカ・ニュージャージーで次の対戦相手が決まったな。そう、アンドラデ。次の俺の対戦相手は……(※アンドラデが現れる)」

▼アンドラデ「ヘイ、チャンプ。よくやったな。おめでとう」

▼辻「(※英語で)ありがとう」

▼アンドラデ「AEWでもお前を知っているぞ。言いたいことがある。俺はこの王座のために来た。お前のためではない。なぜならアンドラデ・エル・イドロは伝説になるからだ。いいな。(※サングラスを外すと)俺のこの目を見ろ」

▼辻「(※日本語で)よく見えてるよ。カッコいいなあ。俺と同じ髪型をしてるな」

▼アンドラデ「この目は決して嘘をつかない」

▼辻「そのとおりだ。俺は嘘をつかない。俺はAEWと真っ向勝負を行う。その最初の相手がアンタだ」

▼アンドラデ「せいぜい自分の時間を楽しむんだな。アメリカで会おう(※と、立ち去る)」

▼辻「いいな。カッコいいだろ、アンドラデ。ああやって普段からな、チャンピオンとしての風格を持てるようなヤツが、(※2つのベルトに手をかけて)このタイトルマッチを闘うにふさわしい。ニュージャージーで、俺はアンドラデを倒す。そして俺はAEWを倒す。覚悟はいいか」

※ジェイクはノーコメント

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