ミラノ・コルティナ五輪は現地2月11日、ノルディック複合個人ノーマルヒルがイタリア・プレダッツォのテーゼロ・クロスカントリースキー・スタジアムで行なわれ、日本勢は今季限りでの現役引退を表明している渡部暁斗が11位、山本涼太が15位、谷地宙が23位となった。日本勢は前半ジャンプで健闘したが、後半のクロスカントリーでは水を多く含んだ雪質に苦戦。順位を上げることができなかった。
レース後、テレビのフラッシュインタビューに応えた渡部は、「これが今の実力かなという感じ」としつつ、「人生で一番きつかったかもしれない」と率直な感想を漏らして苦笑い。五輪3大会連続でメダル獲得を誇る37歳も、相当に厳しい条件のレースだったことを認め、「そもそもがきついコースなのに、脛くらいまで埋まるような深い雪もあいまって、物凄いタフなコンディションだった」と振り返った。
前半ジャンプでは3番手につけた山本も開口一番に、「辛かったです…」と切り出すと、「技術がどうかすら分からないくらいの凄い状態でした」と明かし、「ぐしゃぐしゃの雪」に悪戦苦闘したことを認めた。また谷地も「ザクザクの雪で周回が増すごとにザクザクが酷くなってきついレースだった」と振り返った。 レースは7番手からスタートしたノルウェーのアイナルルラース・オフテブロが最終周で集団から抜け出し、トップでゴール。金メダルを獲得した。オーストリアのヨハネス・ランパルターが銀、フィンランドのエーロ・ヒルボネンが銅メダルを手にした。
ノルディック複合は17日に個人ラージヒル、19日に団体スプリントが行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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