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「苛立ちでも失望でもない。ただ…」スキー板をぶん投げたモーグル銀メダリストが“リアルな心情”を吐露!「金に近づいていたんだ」【冬季五輪】

「苛立ちでも失望でもない。ただ…」スキー板をぶん投げたモーグル銀メダリストが“リアルな心情”を吐露!「金に近づいていたんだ」【冬季五輪】

現地2月12日、ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー男子モーグル決勝が開催され、メダル争いは超僅差で明暗が分かれた。クーパー・ウッズ(オーストラリア)とミカエル・キングズベリー(カナダ)がトップスコア83.71点で並んだが、ターンの得点で上回ったウッズが金メダルを奪取。日本の堀島行真は第2エアで大技「コークスクリュー1440」を成功させたものの、こちらは83.44点でわずか1位に0.27点及ばず、2大会連続の銅メダルに終わった。

 そして順位確定後、とあるシーンが物議を醸した。銀メダルとなったキングズベリーはウッズや堀島と笑顔で握手&ハグを繰り返していたが、いったん引き上げる際になんとスキー板を激しく地面に叩きつけ、それを回収もせずにその場を去ったのだ。2014年ソチ五輪が金、18年平昌五輪が銀、そして22年北京五輪でも銀を獲得した33歳のまさかの振る舞い。NHKのライブ映像に映し出されると、日本の視聴者からも「キングズベリーブチキレタ」「激おこ」「道具は大事にしないと」など反響を呼んだ。
  それでも、表彰式では冷静さを取り戻し、爽やかな笑顔でふたたびウッズを祝福したキングズベリー。記者会見では「彼(ウッズ)は素晴らしい友人だよ。ただ今日は、少しほろ苦い気持ちだね」と悔しさを包み隠さなかった。一方でスキー板をぶん投げた行為に関しては、「自分と同じ立場にいる人なら、誰でもこの気持ちは分かると思う。これ以上ないほど(優勝に)近づいていた。あれは苛立ちでも失望でもなく、その瞬間、ほんの少し感情を吐き出したくなっただけなんだ」と心情を説明し、「金メダルに、これ以上ないほど近づいていたんだから」と繰り返した。

 昨年9月に怪我に見舞われ、懸命のリハビリで今大会に間に合わせてきた。「大きな意味のあるメダルだ。このメダルのために、4年間本当に努力してきたからね。特に9月に怪我をして以降は、今のレベルにまで戻すのが過酷だった」と振り返る。そのうえで「今は自分自身をすごく誇りに思う。4つのオリンピックメダルを持つ人はそう多くないからね」と胸を張り、「これが最後のオリンピックになるだろう。まだデュアル(現地15日)が残っているし、それをすごく楽しみにしているけど、今夜はひとまずこの瞬間を味わいたい」と話し、笑顔をみせた。

構成●THE DIGEST編集部
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配信元: THE DIGEST

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