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ハミルトン、メルセデスの圧縮比問題への対処をFIAに求める「全員が公平な条件で戦えることを願う」

ハミルトン、メルセデスの圧縮比問題への対処をFIAに求める「全員が公平な条件で戦えることを願う」

メルセデスは2026年用パワーユニットについて、エンジンの圧縮比に関するレギュレーションの抜け穴を突いたと言われている。フェラーリのルイス・ハミルトンはこの噂についてしっかり対処するよう、FIAに求めた。

 今季から導入されるレギュレーションでは、エンジンの圧縮比がこれまでの18:1から16:1に引き下げられている。しかしメルセデスは、エンジンが稼働し高温になることで、圧縮比を引き上げる手法を見つけ、実用化しているとされる。

 これが明るみに出ると、ライバルメーカーは一斉に問題視。FIAに対して説明を求めており、パワーユニット諮問委員会において賛成多数となった場合は、圧縮比の計測方法が変更されるなどの対策が採られる可能性もある。そうなった場合メルセデスは対処することを求められるが、パワーユニットのホモロゲーション(開発凍結)日は3月1日となっており、対処にかけられる時間はごく僅かだ。

 かつてはメルセデスに在籍して大成功を収め、昨年フェラーリに移籍したハミルトンは、メルセデスが圧縮比の”トリック”を使ってアドバンテージを得ているという見方を否定した。現時点ではラップタイムがほとんど参考にならないからだ。

「基本的に、ダウンフォースがどこでもモンツァ並だ。タイヤが滑ってしまうので、良い感触ではないよね」

 ハミルトンはテストでの走行を終え、スカイスポーツF1の取材にそう語った。

「いくつかのコーナーはいい感じだ。向かい風が吹いているコーナーはいいんだけど、他のコーナーは追い風か横風だったから……ゴールポストは常に動かされているような感じだね」

「でも、状況はみんな同じだ」

 そんな中でも、フェラーリは他に比べて好調に見え、テスト2日目にはシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。最終日には残り10分というところでコース脇にマシンを停めたものの、ハミルトンが総合3番手となるタイムをマークした。彼よりも速かったのは、メルセデスのふたりだけだ。

 しかしハミルトンは、まだまだ勢力図は分からないと語った。

「現時点では分からないね」

「混戦に加わっているといいな。メルセデスを除けば、他のチームはかなり接近していると思う」

「でも各チームの燃料搭載量は分からない。メルセデスの燃料搭載量が違うという噂もあるし、他のチームとは違う圧縮比とか、パワーが優れているという噂もある」

 ハミルトンは、この噂がFIAによって解決されることを熱望している。

「うまく解決されることを願っている。そしてFIAがうまくその問題を解決し、全員が公平な条件でスタートできるようにしてくれることを願っている」

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