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出遅れたアストンマーティン・ホンダ。しかし先には光が?「やらなけれればいけないことはたくさん……でもこのパッケージにはポテンシャルがある」

出遅れたアストンマーティン・ホンダ。しかし先には光が?「やらなけれればいけないことはたくさん……でもこのパッケージにはポテンシャルがある」

バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1のプレシーズンテスト前半で、アストンマーティンは速さを発揮することができなかった。しかしチーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックは、「このパッケージにはポテンシャルがある」と断言する。

 エイドリアン・ニューウェイが開発を率いたシャシー、ホンダのワークスパワーユニット、そして新ファクトリー&風洞が本格稼働したことで、大いに注目されている今季のアストンマーティン。コースに登場した今季マシンAMR26は実に過激なデザインであり、その注目度はさらに高まった。

 しかし完成が遅れたため、バルセロナで行なわれた非公開でのシェイクダウンテストでは、本来最大3日間走れるところを僅か1日と少ししか走れず。バーレーンでのプレシーズンテストでも、走行距離も、そしてそのラップタイムも、満足いくものではなかった。走行中、メインストレートの速度が300km/hに達しないことも多く、出力をかなり抑えて走っていたのは明らかだった。期待感とは裏腹に、プロジェクトが順風満帆には進んでいない。

「今週学んだ一番のことは、やるべきことがたくさんあるということだ」

 そうクラックは語った。

「新しいマシン、新しいパッケージ、そして新しいパートナーが加わり、その全てを統合する必要がある。だから、やるべきことはたくさんあるよ。そして今週は、我々は他のチームと同じようなレベルには達していないかもしれないということを学ばなければいけなかった」

「しかし、このパッケージにはポテンシャルがあると思っている。それを解き放つために、一生懸命努力する必要がある」

 バルセロナでのシェイクダウンテストに遅れて登場したアストンマーティン。そのマシンは完成したばかりだったため、塗装を施す時間がなかったほどだった。

「まずはスタートを切ることが一番大事だ」

 そうクラックは説明する。

「マシンの開発を完全に終える前に、バルセロナのサーキットを走ることが重要だった。少し早すぎたとはいえ、細かい問題が山積みで、それを解決するのに時間がかかった」

「それが出来て、うまく軌道に乗せることができれば、マシンを分析し、弱点や改善の可能性を分析できるはずだ。そうすれば、今後大きく前進できると確信している」

 では現段階でアストンマーティンは、望むべきパフォーマンスレベルに達しているのだろうか?

「それを語るのはいつも難しい。F1では希望というモノは、実際には根拠のないモノなんだ。事実に忠実でなければいけない。ここにやってきて、まずは最初の感触を確かめたが、まだやるべきことがたくさんあることを認識しなければいけない」

「バルセロナは本当に試練の時だった。先ほども言ったように、もっと仕事をしなければいけないと認識させられた。今は優先順位をつけ、まず何をしなければいけないかを明確にしなければいけない。そして来週までにそれを解決しなければいけない」

「時間はあまりない。それは認めなければいけない。でも適切な優先順位をつけ、それに取り組めば、来週にはもっと良い状態になっていると思う」

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