ミラノ・コルティナ五輪スキージャンプ女子ラージヒル個人が現地2月15日に行なわれ、2018年平昌五輪ノーマルヒル銅メダリスト高梨沙羅は16位で自身4度目の挑戦を終えた。
1回目のジャンプでは強まった追い風の影響か、114.0mと伸び悩んだ。自身に飛行後に、後続選手らのゲートが高くなるなどタイミングにも恵まれなかった。2回目のジャンプでは127.5mとK点付近まで近づく好飛行を見せたものの、1回目のビハインドを取り返すには至らなかった。
2回のジャンプを終えた高梨に笑顔は無かった。競技後、フラッシュインタビューに応じ「スキージャンプ競技って2本揃えるスポーツなので、1本目の得点が響いてしまったなっていう悔しい気持ち」と心境を吐露した。
前回の北京大会では混合団体でスーツの規定違反で失格という悪夢を経験。泣き崩れ、一人で責任を背負い込んだ。競技続行を悩んだ時期もあったなかで、今大会を次のように振り返った。
「北京を終えた後、またこの舞台に立てるなんて想像もできていなかった。自分の力というより支えていただいてこの場に立たせてもらっている感覚が強くて、支えていただいたものを返せるようなパフォーマンスができなかったのはすごく悔しい」
ただ、涙を浮かべながらも“覚悟”を見せた。「その悔しさをバネにまた次へ繋げていけたらと思います。どこまでいっても支えていただいてばかりでまだ返せてないので。まだまだ頑張り続けたいと思いますし、自分のできる限りを尽くして飛ぶことで誰かに何かを与えられるような存在になれるように頑張っていきたいです」と話し、次のジャンプに向けて前を向いた。
構成●THE DIGEST編集部
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