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マクラーレン「メルセデスとフェラーリはウチより速い」テストでライバルの強さを認める

マクラーレン「メルセデスとフェラーリはウチより速い」テストでライバルの強さを認める

F1のバーレーンテスト前半を終えたマクラーレンは、レースペースではライバルのメルセデスとフェラーリに分があると考えている。

 バーレーンテストでは各チームが徐々にロングランを実施しており、レギュレーションが一新される2026年シーズンのチーム序列が少しずつ明らかになってきた。

 正確な序列を測るにはまだ多くの疑問点があるが、メルセデス、フェラーリ、レッドブルそしてマクラーレンの昨年までのトップ4が依然として今年も強そうだというのが一般的に一致した見解だ。

 メルセデス、そしてレッドブルの2チームはバルセロナのシェイクダウン時点から話題となった。当初から信頼性を示していたメルセデスに加え、自社パワーユニットを投入したレッドブルは、電動パワーの利用で印象的な姿を見せていたからだ。

 また当初は目立っていなかったフェラーリも、今はパドックで注目されている。バーレーンテスト後半でメルセデスがトラブルに見舞われる中、フェラーリは順調に走り続け、走行距離ではライバルを上回った。またシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンがそれぞれロングランで速さを見せている。

 こうした状況の中、マクラーレンのアンドレア・ステラ代表はライバル達がレースペースでは自分たちの一歩先にいるようだと、警戒しながら語った。

「レースペースという観点からは、フェラーリのペースはかなり競争力があるように見える。そこは認められるだろう」

 ステラ代表はそう語る。

「シミュレーションではハミルトン、そしてアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のサンプルがあった。そしてシミュレーションでは、アントネッリとハミルトンの方が我々より速かったと思う。2日目のシャルルの走行も非常に競争力があり、今日のシミュレーションと同じレベルだったと言えそうだ」

「テストで見えるものを過度に深読みしないよう、皆に注意を促したいところもある。だが競争力について初期の兆候から考えると、フェラーリとメルセデスは間違いなく最上位とすることができると思う」

 そしてステラ代表はレッドブルについても「非常によく準備されている」と評価しており、これまでのビッグ4のいずれのチームもしっかりと仕上げてきていると考えている。

 なおマクラーレンとしては現行パワーユニット(PU)規則に3つの大きな問題点があるとして、FIAに対して3つの調整を求めるといったアクションも起こしている。その一方で、開幕戦オーストラリアGPは新PUの特性だけで決まるのではなく、総合力に最も優れたマシンが勝つとも話した。

「パワーユニットを最大限に活用し、最速ラップタイムを出すためには、ドライビングの観点から直感に反することをしなければならない場面もある」と、ステラ代表は語る。

「時には、予選でブレーキング前にリフト&コーストを行なう必要があるだろう。これは、多くのドライバーがこれまでのキャリアで行なってきた走り方とは異なってくるモノだ。また、高速コーナーでも全開で行くのではなく、多少エネルギー回生を優先した方が良い場合もあるかもしれない」

「だからといってシャシーに求められる要件が大きく変わるわけではない。コーナーをできるだけ速く走るためには、依然として可能な限り大きなダウンフォースを生み出すシャシーが必要だ。メルボルンで最速となるのは、空力効率が最も高いマシンであるという事実は変わらない」

「メルボルンで最速のマシンになるのは、最もダウンフォースが高く、コーナーで最速であり、そして内燃機関としてだけではなくエネルギー回生とデプロイの両面で競争力のあるPUを備えたマシンだ。つまり、非常に複雑なF1だという事実に戻ってきてしまうが、いずれ慣れていくことになると思う」

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