ミラノ・コルティナ五輪は現地2月16日(日本時間17日)、フィギュアスケートのペアフリーが行なわれ、“りくりゅう”こと三浦璃来/木原龍一組が金メダルを獲得した。フリーで世界最高得点となる158.13をマーク、合計231.24点でショート5位発進から世紀の大逆転劇を演じた。
悲願の戴冠だ。三浦は「まだ実感がわいていない。とにかく昨日のミスからここまで立て直せて、今までやっていた強さを出せた。そこが一番うれしい」と喜んだ。
リフトでの痛恨ミスを犯した失意のショートから木原はずっと泣いていたと明かした三浦は、「今回は私がお姉さんでした!」と笑顔。隣で涙が止まらない木原は「今回はずっと助けてもらって、昨日終わった時点で『全部終わっちゃったな...』と思っていたんですけど、璃来が力強く引っ張ってくれたのでなんとか戻ることができた」と感謝した。
2019年7月にペアを結成した当時のことについて聞かれた三浦は「沢山の方々に言っていただけるのが、龍一くんに巡り合えたのは奇跡なんだよと。すべてのモーメント、人々に感謝しています」と感慨深く振り返った。木原は「辞めようとしていた時、(三浦選手が)声をかけてくれた。この出会いがなければ、こうして2大会五輪に出られなかった。感謝しかない」と話した。
名古屋のトライアウトで誕生したりくりゅう。2022-23年シーズンにはグランプリファイナル、四大陸選手権、世界選手権を同一シーズンに制する「年間グランドスラム」を達成。日本最強ペアとしての地位を確立し、世界王者として臨んだ大舞台で満開の花が咲いた。
構成●THE DIGEST編集部
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