男子テニス元世界ランキング24位の西岡良仁(現169位)が2月16日に自身の公式X(@yoshihitotennis)を更新し、肩とヒザの負傷を理由とする無期限の戦線離脱を発表した。
度重なる故障の影響でランキングを大きく落としている30歳の西岡は、迎えた2026年シーズンもここまで1勝4敗と苦戦が続いている。四大大会「全豪オープン」予選では2回戦で途中棄権を余儀なくされ、先の男子国別対抗戦「デビスカップ・ファイナル予選1回戦 日本対オーストリア」ではユーリ・ロディオノフ(同176位)に第1セットを先取しながら逆転負け。ファイナルセットではメディカルタイムアウトを申請する場面も見られ、試合後には「大会前から体調不良に見舞われていた」と報告していた。
そしてコンディション不良のまま強行出場した今週のツアー大会「デルレイビーチ・オープン」(2月16日~22日/アメリカ・デルレイビーチ/ハードコート/ATP250)予選でも、現地14日の1回戦でコールマン・ウォン(香港/同137位)に2-6、2-6で完敗。苦境から抜け出せない現状を受け、当分の間実戦から離れる決断を下したと西岡は今回の投稿で綴っている。
離脱の主な理由は「左肩と左ヒザの痛みが良くならず騙しながらプレーするのは限界があると感じた」ため。「一度ちゃんと全てが治るまで試合はスキップする事としました」とした上で、「目処は立っていないですが早く復帰出来るように努力します。日本に帰りしっかり治します」とのコメントを記した。
身長170センチの小さな身体でトップ25入りという離れ業をやってのけた西岡にとって、今回の決断は再起を期すための前向きな選択と言えるだろう。再び万全の状態でツアーの舞台に戻ってくる日を待ちたい。
文●中村光佑
【画像】西岡が戦線離脱を発表したXの投稿画面
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