現地時間2月16日、『USA TODAY』は「オリンピックのここまでの大会運営をめぐって複数の論争が起きている」と報じ、実際に開催地のミラノやコルティナでは、アイスダンスの採点問題やカーリングでの不正疑惑などが話題となってきたと伝えている。
さらに月曜日には、スキージャンプの男子スーパーチーム決勝でも、また新たな波紋が広がった。悪天候により最終ラウンドの途中で競技が突然中止されたためだ。
会場となったプレダッツォでは、ひとりの選手がジャンプを終えるごとに助走路の除雪が必要になるほどの降雪となり、競技は何度も中断を余儀なくされた。そして、最終ラウンドの2選手目・残り5チームとなったところで、降雪が一気に強まり、追い風は向かい風に変わった。
その後はゲート補正やテストジャンパーを飛ばすなど中断を挟みながら、なんとか2チームがジャンプを終えたものの、吹雪はさらに勢いを増し、視界も悪化。日本を含む3チームを残したところで、安全確保が難しいとの判断により中止が決まった。
この裁定によって最終ラウンドの結果はキャンセルとなり、金メダルはオーストリア、銀メダルはポーランド、銅メダルはノルウェーが獲得。二階堂蓮が最終ラウンドで138メートル50の大ジャンプを見せ、打ち切り決定の時点で暫定2位につけていた日本は、第2ラウンド終了時点の6位が正式結果となり、メダルを逃した。
『USA TODAY』は、「中止の判断は安全面を考えれば妥当とされる一方で、メダル獲得の可能性を残していたチームにとっては、最後のチャンスを取り上げられる結果となり、後味の悪さが残る決着となった」と締め括っている。
構成●THE DIGEST編集部
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