ミラノ・コルティナ五輪は現地2月17日、フィギュアスケートの女子ショートが行なわれ、初出場の中井亜美がトリプルアクセルを成功し、自己ベストを上回る78.71点をマーク。トップ発進を決めた。日本の17歳の衝撃デビュー戦に英BBCも唖然とした。
大舞台でとんでもないインパクトを残した。中井は冒頭、綺麗な軌道からトリプルアクセルを鮮やかに決める。五輪では伊藤みどり、浅田真央、樋口新葉に続く日本女子史上4人目の大技を成功させた。
これで勢いに乗ると続く3回転の連続ジャンプ、単独の3回転ループも決めた。演技途中には笑顔がこぼれるほど、軽やかに氷上を滑った中井。演技直後は笑顔でガッツポーズが飛び出した。78.71点のスコアを確認すると、中井は口を押えて驚き。信じられないといった表情で最高の笑みを浮かべた。
五輪史に現れたニューヒロイン候補に大手海外メディアも注目している。英公共放送局『BBC』のエマ・スミス記者は「ショートプログラム終了後、トップ4のうち日本選手が3つを占めた。17歳のアミ・ナカイがシーズンベストスコアとなる78.71点で首位に躍り出た」と速報した。
海外専門メディア『Golden Skate』によると、「正直、びっくりしています。この舞台でこんな演技ができたことが、すごくうれしいです」と中井は振り返った。大技トリプルアクセルを決めた瞬間については「練習のときから試合をイメージして挑戦してきました。かなりいい状態だったので、試合でもやるだけだと思っていました。自信もすごくありました。今回はショートプログラムを落ち着いて滑れたので、本当に良かったです」と満足した。
滑る前の気持ちは意外にも「全然怖くなくて、思っていたほど緊張もしていませんでした。本当にワクワクしていました」とプレッシャーは感じず、ノビノビできた。「(第3グループの)一番最初だったので、6分間練習の気持ちをちゃんとこの演技に込めました。それがすごく良かったと思います」と話し、17歳ながら冷静に分析した。
中井以外の日本勢は坂本花織が2位、千葉百音が4位につけ表彰台独占の可能性も出てきた。鮮烈なデビューで異彩を放ったスーパー女子高生に世界が注目している。
構成●THE DIGEST編集部
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