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フェラーリがエキゾースト後方にウイングを付けてきた! 排気ガス増える新規則PUの特性活かす狙いか

フェラーリがエキゾースト後方にウイングを付けてきた! 排気ガス増える新規則PUの特性活かす狙いか

バーレーン・インターナショナル・サーキットで2026年2回目となる公式プレシーズンテストがスタートしたが、ここでフェラーリSF-26に興味深い空力パーツが装着されておりパドックを驚かせている。それがエキゾーストパイプの後方にある小さなウイングだ。

 先週のバーレーンテスト1回目でも高い信頼性を見せ、今季に向けた注目チームのひとつとなっているフェラーリ。テスト2回目の初日はまずシャルル・ルクレールがコースインして周回を重ねたが、そのリヤセクションにあるウイングは他チームの注目を一斉に集めた。

 規則上、チームはリヤアクスルから60mmを超えない範囲であれば、そのエリアに空力デバイスを設置することが許されている。ただこの規則に則るのなら、エキゾーストの末端より後ろに空力デバイスを置くことは基本的にはできない。

 しかしフェラーリのエンジニアは、ディファレンシャルを可能な限り後方へ移動させることで、この問題を回避した。実際、この新機構の導入を前提に、当該のエリア全体が最初から設計されていたという。フェラーリのガレージ内では、この装置はFTMと呼ばれている。

 なぜエキゾーストの後ろにウイングを置いたのか? これは新規則になったパワーユニットの特性をフルに活かしたいという側面があるのだろう。

 2026年のパワーユニットは、バッテリー容量が変わらないながらも電気エネルギーの使用量が大幅に引き上げられているため、走行中は今まで以上にバッテリーに充電をしていく必要がある。そのため各メーカーはエンジンを発電機としても使用せざるを得なくなっており、コーナリング時にもギヤをできるだけ下げるなどして、エンジンを高回転に保っている。

 つまり中低速コーナーでも継続的な燃焼が行なわれ、その結果多くの排気ガスが発生することになる。そこで排気管後方にウイングを置けば、ダウンフォース増加が狙えるという算段だろう。

 もしこのソリューションに大きな効果が確認された場合、ライバルチームが同様の仕組みをコピーするには、マシン後部を再設計しなければならない。そのため、簡単には真似できないだろう。

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