悪夢のような結末だ。
現地2月19日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1500メートルがミラノ・スピードスケートスタジアムで行なわれ、オランダのユップ・ベンネマルスは、1分43秒05で4位。1000メートルの5位、500メートルの21位に続き、またしても表彰台入りを逃した。
この結果に本人も悔しさを隠せない。競技後、オランダ公共放送局『NOS』のインタビューに応じると、「最高の滑りだったが、メダルはない。獲れるはずだった」と嘆きのコメント。キエルド・ナウシュ(オランダ)の五輪記録を一時的に塗り替えるが、表彰台の3人に更新された形だ。
その後も、「本当に信じられない。ひどい映画のようだ」とやり場のないフラストレーションを滲ませているベンネマルス。「あと少しだった」と振り返っており、まだ若いから次があるという慰めの声に対しては、「今そんなことはどうでもいい」と吐き捨てたという。
ベンネマルスにとって辛いのは、この種目だけではない。現地11日の1000メートルでは、残り1周のバックストレートでレーンを入れ替わる際、同走の廉子文(中国)と接触。表彰台を狙えるペースだっただけに、レース直後は、進路妨害で失格の廉に怒りをぶつけ、物議を醸していた。
絶望に暮れるオランダの23歳。高い期待が寄せられていた彼にとっては、あまりに残酷な現実だ。
構成●THE DIGEST編集部
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