
「勇者」とは、この世で最も重い刑罰の名前である――。電撃の新文芸が放つダークファンタジー『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』(毎週木曜夜10:30-11:00、TOKYO MXほか/Prime Video・ABEMA・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかにて配信)。2月5日に放送された#05は、新たな懲罰勇者・ツァーヴ(CV:福島潤)の加入と、要塞防衛戦の幕開けが描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■倫理観ゼロの狙撃手・ツァーヴと、ザイロの完璧な指揮に痺れる!
ミューリッド要塞の防衛任務に就いたザイロ・フォルバーツ(CV:阿座上洋平)たちの前に、新たな勇者・ツァーヴが現れる。かつて教団の暗殺者として育てられた彼は、人懐っこい笑顔で喋り続けながら、敵の斥候部隊を超長距離射撃で殲滅。さらに味方の死刑囚の腕を躊躇なく切り落とすなど、その行動は狂気そのものだ。
《食人鬼》の異名を持つツァーヴの強烈なキャラクター性は、登場早々に視聴者の心を鷲掴みにしたようだ。SNSでは「ツァーヴ頭おかしいけど嫌いになれない!福島潤のお茶らけた感じが完璧にハマってる」「ツァーヴの笑いながら暴れるシーンヤバすぎ、サイコパス勇者最高にクセ強」と、その危険な魅力にハマる人が続出。
一方で、そんな危険人物たちを束ね、着々と防衛準備を進めるザイロの姿も圧巻だった。兵站の確保から増援の要請、民間人への配慮、作戦立案まで、将校としての手腕を遺憾なく発揮するザイロ。この頼もしさには、「ザイロの段取り良すぎて惚れる、将校として完璧すぎる動きに鳥肌」「ザイロの冷静な指揮とツァーヴの狂気が対照的で最高のバランス」と、絶賛の声が相次いだ。

■キヴィアのデレとテオリッタの嫉妬!戦場に咲く三角関係(?)
緊迫する戦況の中で、人間模様にも変化が訪れる。ザイロの手腕を認め、異性としても意識し始めたのか、彼と並ぶと照れて距離を取ってしまう聖騎士団長パトーシェ・キヴィア(CV:石上静香)。そして、そんな二人の雰囲気を敏感に察知し、頭から火花を散らしてジタバタと悔しがる《女神》テオリッタ(CV:飯塚麻結)。
前話のデート回を引きずったかのようなこの“両手に花”状態には、ニヤニヤが止まらないファンが多かったようだ。「キヴィアのザイロデレ感がむべなるかなってくらい増してて、横に並ぶとよそよそしく距離離して顔赤らめるの可愛すぎ」「テオリッタが嫉妬で頭の火花パチパチさせてるの最高に萌える」「テオリッタの撫でろアピールも混ざって三角関係加速してる」といったコメントが並び、殺伐とした物語における癒やしのポイントとなっていた。
しかし、物語のラストは衝撃的な裏切りで幕を閉じる。順調に進んでいた防衛戦だったが、突如現れた人間兵たちが放った火矢によって防壁が突破されてしまうのだ。「人間?!」と驚愕するザイロたち。絶望的な引きに、次回への緊張感は高まるばかりだ。
◆文/岡本大介


