もはやフィギュア日本代表チームは、“地元出身選手”のような扱いのようだ。
現地2月19日、ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子フリーが行なわれ、坂本花織が銀メダル、中井亜美が銅メダル、千葉百音が4位と、日本勢が上位に入った。この結果を祝福したのが、フィギュア日本チームがイタリアの練習拠点としているヴァレーゼの地元メディア『VareseNews』だ。
ヴァレーゼのアチンクエ・アイスアリーナで、事前合宿や大会中の練習を行なっていた日本代表の坂本、中井、千葉が上位に名を連ねたことに触れ、「金メダルこそアメリカのアリサ・リュウだったが、坂本が銀、中井が銅、千葉が4位。地元施設で練習を重ねてきた日本選手たちの快挙を、ヴァレーゼの街全体が祝った」と報じた。
「ミラノ・コルティナ冬季オリンピックから、ヴァレーゼの雰囲気が感じられた。ミラノのアイススケートアリーナで開催されたフィギュアスケート女子シングルフリーは、ヴァレーゼを合宿地に選んだ日本代表チームが席巻した」
銀メダルの坂本、銅メダルの中井、4位の千葉については、「坂本は世界的スターで、今シーズン終了後の現役引退をすでに発表している日本のチャンピオン。表彰台に上がった中井は結果を聞くと喜びを表わし、信じられないといったような表情を見せた。4位の千葉は惜しくも表彰台にはわずかに届かなかった」と振り返った。
続けて、「ヴァレーゼのフィギュアファンにとって、日本勢のメダル獲得は特別な意味を持っている。日本チームは五輪の最終調整地にヴァレーゼを選び、そしてこの街を氷上界の中心に変貌させた」と記載。日本代表の選手たちを“地元選手”のように取り扱った。
「練習を公開した11日には、何百人ものファン、小学生らが坂本、中井、千葉に声援を送った。こうしたヴァレーゼと日本の絆は、三浦璃来と木原龍一のペア金メダルでも証明されている。鍵山優真が男子シングルで銀メダル、佐藤駿が銅メダル、団体での銀メダルを含め、フィギュア日本チームのメダルは計6個となった」
このようにフィギュア日本代表のメダルラッシュを紹介した同メディアは、「ヴァレーゼはチャンピオンたちが安心できる拠点としての役割を享受し、施設の質の高さ、地域スポーツへの情熱をあらためて証明した」と記し、記事を締めた。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】フィギュア日本代表チームがヴァレーゼでファンらと交流
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