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RIZAP撤退の選手への影響は? 在籍11年目の大野和成は「湘南のために走る、戦うのは変わらない」

RIZAP撤退の選手への影響は? 在籍11年目の大野和成は「湘南のために走る、戦うのは変わらない」


 2月21日、湘南ベルマーレはJ2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンド第3節でヴァンラーレ八戸とホームで対戦。70分の山田寛人のゴールを守り切り、1-0で勝利した。

 湘南にとっては、新時代の幕開けとなるゲームだった。2月20日付けでRIZAPグループが経営から撤退。以前の親会社である株式会社フジタをはじめとする計6団体に全株式を売却した。なお、新たな経営体制は3月に開催予定の臨時株主総会で決定される。

 RIZAP体制から市民クラブとしての形に回帰し、その初陣を勝利で飾ったが、選手はクラブの動きをどう捉えているのか。12年から13年と、18年から現在まで湘南に在籍し、以前の市民クラブ時代と、RIZAP時代の両方を知る大野和成は、次のように語る。

「僕はお金や経営のことはまったく分からないので、ピッチで結果を残すだけだと、シンプルに考えています。勝ってサポーターのみんなに喜んでもらいたいという想いだけでやっているので、どんな状況でも、湘南の選手としてそのために頑張るのは当たり前。(親会社の件は)気にせずに、といったら変かもしれないけど、引っ張られずにやりたいです」
 
 選手間でも、体制変更に関する会話は少ないという。

「みんな、正直分からないでしょ(笑)。僕ぐらいじゃないですかね、市民クラブ時代を知っていて、ライザップが入った時の変化も知っているのは。そんな僕が楽観的なので、みんな大丈夫だと思います。監督が変わればサッカーも変わるように、時代は変わるもので。結果的に、自分たちはサッカーで示すしかない。

 体制が変わっても、強いチームになることや、楽しいサッカーをすることで、たくさんの人が観に来てくれるという根本的な部分は変わらないはずです。僕が最初に在籍した当時(12~13年)は観客数も少なかったけど、走るサッカーで結果を残して、たくさんの人が観てくれるようになったのを実感しました。

 僕は湘南のために走る、戦うというのは、ライザップがいてもいなくても変わらないし、サポーターのために、勝つためにやるのが一番大事だと信じて、これからもやり続けます」

 今のチームの中で最も湘南を知る36歳がこのスタンスで取り組めば、他に不安を抱える選手がいたとしても、大きな問題にはならないだろう。

 むしろ、大野の心強い言葉で、今後の湘南が楽しみになった。市民クラブとしての湘南の新たな歩みに注目したい。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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