
「自分が壊した」浦和戦で失点関与のマリノスGK木村凌也が反省の弁。サポーターからのブーイングと力強い声援に誓う「次もホーム。勝ちたい」
[J1百年構想リーグEAST第3節]横浜FM 0-2 浦和/2月21日/日産スタジアム
「自分が壊したっていうのが、試合が終わって感じていることです」
0-2で浦和レッズに敗れた試合後、横浜F・マリノスのGK木村凌也は伏し目がちにそう語った。
この一戦における木村のプレーは安定感があった。ビルドアップへの関わり方、ハイラインを敷く守備陣の背後のケアなども上手く対応していた印象だ。25分には左サイドで高い位置を取っていた加藤蓮にロングボールを送り、それが好機に繋がるなど攻撃の起点にもなっていた。
55分の1失点目も、木村個人に目を向ければよく反応したと言えるだろう。浦和の関根貴大のヘディングシュートを一度は好セーブで防いだ。しかし、弾いたボールが山根陸の身体に当たって関根の足もとに転がり、押し込まれてしまったのだ。
だからこそ悔やまれるのが、84分に2点目を奪われた直前のプレーだろう。自陣からのビルドアップで木村は、右CBのジェイソン・キニョーネスを飛ばして右SBの井上太聖にロングボールを供給するも、ショートしたボールをカットされ、その流れから浦和の早川隼平にネットを揺らされた。
「ジェイソンではなく、太聖くんに飛ばしたほうがテンポ良く前に行けるなって思ったんですけど、そのボールが短くなってしまった」
プレーの意図をそう明かした22歳の若き守護神は、「自分のミスで2点目を奪われてしまい、試合を難しくしてしまった。チームメイトやサポーターに申し訳ないです」と唇を噛む。
試合後、横浜FMサポーターからチームにブーイングと力強い声援が送られた。それを受けて木村は「ブーイングや声援を多くいただくなかで、次もホームですし、勝ちたいって改めて思いました」と力を込める。
今節の悔しさをさらなる成長の糧にできるか。木村の今後の活躍に期待したい。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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