スピードスケート日本代表の髙木美帆はミラノ・コルティナ五輪で、本命種目の女子1500メートルこそ6位だったが、現地2月9日の女子1000メートル、15日の500メートル、17日の団体パシュートで、いずれも銅メダルを獲得した。
日本のエースの役割を全うした髙木は、2月22日の日本テレビ系列「シューイチ」に団体パシュートメンバーの佐藤綾乃、堀川桃香、野明花菜とともに出演。2018年平昌五輪で同種目金メダルを獲得した姉の菜那氏に思わずツッコミを入れる場面があった。
今大会の団体パシュートで3大会連続メダルの偉業を成し遂げた美帆とともに、団体パシュートのメンバーだった菜那氏は、前回大会の北京五輪では悔しい思いをした。決勝でカナダを相手にラスト200メートルまで日本はリードしていたが、最終コーナーで菜那氏が転倒。銀メダルだった。その後、菜那氏は大会後の4月に現役を引退した。
今大会は解説者として現地に赴き、的確かつ情熱的な解説が好評だった菜那氏は、「北京のパシュートはキツくて...」と切り出し、今でもその場面の辛さを乗り越えられていないという。「ずっとレースを見るのもキツかったし、考えるのもキツくて。乗り越えられる時は来るかなと思っていたんですけど、乗り越えられたかと言われると、きっとまだ乗り越えられてはいないんです」と語るなか、今回の団体パシュートの結果が自身の気持ちに変化を与えてくれたと、その胸中をVTRで告白した。
「このオリンピックで4人が銅メダルを取ってくれた。オリンピックで新しいパシュートに塗り替えてもらったからこそ、自分のなかの重みが取れたので、すごく今嬉しくて。銅メダルを取っていただいて、本当にありがとうございました」
それまでは冷静に質問をしていた菜那氏の告白に、髙木は「これ、絶対に質問じゃない」と笑顔でツッコミ。周囲の笑いを誘っていた。
自身が持つ日本女子歴代五輪メダル数を「10」まで伸ばす活躍をみせた髙木は、姉の気持ちの整理にも一役買ったようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】髙木美帆の500m銅メダルに衝撃…“想定外”のパフォーマンスに五輪メダリスト解説者脱帽「なかなかいないですよ。いきなり出てきて…」【冬季五輪】
【画像】随時更新!ミラノ・コルティナ五輪で輝いた「日本人メダリスト」を厳選ショットで一挙紹介!
【画像】自己ベストに迫る37秒27!500mで今大会2個目となる銅メダルを獲得した高木美帆を特集!

